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[CL]バーゼルがリバプールに完封勝利!!ベンチスタートの柿谷は出番なし

ゲキサカ / 2014年10月2日 5時44分

[CL]バーゼルがリバプールに完封勝利!!ベンチスタートの柿谷は出番なし

[10.1 欧州CLグループリーグ第2節 バーゼル1-0リバプール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は1日、各地でグループリーグ第2節2日目を行った。B組では日本代表FW柿谷曜一朗の所属するバーゼル(スイス)はホームでリバプール(イングランド)と対戦。前半はスコアレスだったが、後半7分にFWマルコ・シュトレラーが先制点を挙げたバーゼルがそのまま逃げ切り、1-0で勝利した。なお、柿谷はベンチスタートも出番なしに終わった。

 前節レアル・マドリー戦で大敗を喫したバーゼルは、開始から積極的な攻撃を見せたが前半9分にアクシデント発生。DFベーラング・サファリが右腿裏を痛めてしまい、MFデルリス・ゴンサレスとの交代を余儀なくされた。それでも同13分に決定機。GKシモン・ミニョレのパスを受けたMFスティーブン・ジェラードにプレッシャーをかけてボールを奪い、最後はシュトレラーが左足でシュートまで持ち込んだが、DFのブロックに遭った。

 一方、リーグ戦ここまで2勝1分2敗の14位と調子の上がらないリバプール。MFラヒーム・スターリングとMFラザル・マルコビッチがサイドから攻撃を仕掛けるもシュートまで持ち込めず、1トップの中央に入ったFWマリオ・バロテッリにもなかなかボールが入らない時間が続く。

 前半35分、バーゼルはMFジョフリー・セレイ・ディエが左45度の位置からミドルシュート。これはDFに当たったが、跳ね返りを再び受けたディエがシュトレラーとのワンツーで抜け出してシュートを放つもGKミニョレに阻まれた。リバプールもセットプレーから得点のチャンスをうかがったが決められず、前半をスコアレスで折り返した。

 後半開始から攻勢を強めたホームのバーゼルは6分、カウンターからMFアハメド・ハムディが左足でシュートを放つもGKミニョレに弾き出される。しかし、これで獲得したCKの流れから先制点が生まれる。DFタウラント・ジャカの右CKから競ったDFマルティン・シュクルテルの頭に当たってあわやオウンゴールかと思われたが、GKミニョレがブロック。こぼれ球に詰めたシュトレラーが倒れ込みながら左足で押し込み、待望の先制点を挙げた。

 反撃に出るリバプールは、後半16分にバロテッリがFKから強烈なシュートを放つ。これはGKトマーシュ・バツリークが体に当ててブロック。こぼれ球をマルコビッチが右足で押し込もうとするが、カバーに戻ったDFファビアン・シェアが弾き出した。同30分には途中出場のMFアダム・ララナ、バロテッリと流れるようなパスワークからスターリングが抜け出すもトラップが大きくなり、GKにキャッチされてしまった。

 その後もバーゼルはリバプールの猛攻を受けた。後半43分にはバロテッリにゴールネットを揺らされたが、オフサイドの判定。そのまま同点ゴールを許さずに1-0で逃げ切ったバーゼルが今大会初勝利を挙げた。

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