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栃木の逃げ切り許さず、4位北九州がAT弾でドローに持ち込む

ゲキサカ / 2014年10月11日 16時21分

[10.11 J2第36節 栃木1-1北九州 栃木グ]

 J2は6日、第36節を各地で行い、栃木県グリーンスタジアムでは栃木SCとギラヴァンツ北九州が対戦した。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半16分に栃木が先制。しかし、このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに北九州が同点に追い付いて1-1のドローに終わった。

 序盤からホームの栃木が主導権を握って、シュートチャンスを作り出す。しかし、前半1分のFW杉本真、同23分のDF荒堀謙次、同27分のFW大久保哲哉のシュートは枠を外してしまい先制点を奪うには至らない。一方の北九州は前半終盤にリズムを作りながらも同40分に放ったMF内藤洋平の直接FKが枠を捉え切れないなど、スコアを動かせなかった。

 後半もともに先制点を狙う中、スコアを動かしたのは栃木だった。後半16分、右サイドから左サイドへと展開すると、左サイドを駆け上がった荒堀の鋭いクロスをゴール前にフリーで針り込んだMF小野寺達也がヘディングで叩き込み、先制に成功した。

 しかし、栃木がこのまま逃げ切ると思われた後半アディショナルタイムに北九州に同点ゴールが生まれる。MF小手川宏基が上げたクロスに反応した途中出場のDF冨士祐樹が左足でねじ込んで、劇的な同点弾を決めて1-1のドローに持ち込んだ。

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