為田の“芸術ループ”で一時は同点も…大分は悔しい上位対決2連敗

ゲキサカ / 2014年10月20日 9時16分

[10.19 J2第37節 千葉2-1大分 フクアリ]

 前節の2位松本戦に続く上位対決2連敗。ジェフユナイテッド千葉に1-2で敗れた大分トリニータは勝ち点差こそプレーオフ圏内の6位山形と「1」差ながら、順位を8位に下げた。

「得点の場面は谷澤(達也)と森本(貴幸)の個にやられた。精度の差でやられてしまった」。悔しさを押し殺すように、田坂和昭監督は矢継ぎ早に言葉を並べ、会見場を後にした。

 意地は見せた。後半44分、MF風間宏矢からのリターンパスを受けたMF為田大貴が右サイドからエリア内に侵入。右足から放たれたボールは、GK高木駿の頭上を抜けるループシュートとなってゴールネットに収まった。

 華麗な放物線を描いたゴール。狙ったのかとの問いには、「ゴールが決まったのでシュートって言っておきます」と苦笑い。それでも「あのループシュートは素晴らしかったと思います」と胸を張った。

 後半45分に森本に勝ち越しゴールを許して敗れた大分だが、決してサッカーが悪いわけではない。むしろ選手らも手ごたえを口にする。為田は「負けましたけど、自分たちがやりたいことは出来てきている。変えずに今のサッカーを続けることが大事」と力説。途中出場したMF風間宏矢も「僕らは未来があるチーム。全員で戦えている」と前向きに語った。

 幸い、プレーオフ圏内とは勝ち点1差。次節にも圏内に復帰するチャンスを残している。フクアリ凱旋に特別な思いを持って臨んでいたMF伊藤大介も「終わった時にどの順位にいるかが大事」と切り替えを強調。「まだ逆転するチャンスはある」と気持ちを強く持った。残りは5試合。本当の勝負はここからだ。

(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
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