甲府・城福監督、首位相手にドローも「勝ち点1では満足できない」

ゲキサカ / 2014年10月23日 1時4分

[10.22 J1第29節 浦和0-0甲府 埼玉]

 自らのチームの最大値を出し、首位チームとスコアレスドローを演じた。しかし、ヴァンフォーレ甲府を率いる城福浩監督は「我々の置かれた立場では、勝ち点1では満足できない」と決して満足のいく結果ではなかったと話した。

 この試合、甲府は5-3-2を採用。最終ラインと中盤の選手は守備ブロックを作り、2トップは積極的に浦和最終ラインにプレッシャーを掛けにいった。左SBで出場したDF阿部翔平が「前から行けたら行くことになっていました。浦和は低い位置でボールを回してくるので、どこかでプレッシャーをかけられればという意識を持っていた」と話したように、相手選手から自由を奪うことで浦和の決定機創出を防いだ。

 浦和の攻撃をしのいで、カウンターからゴールを陥れようとすると、後半アディショナルタイムにビックチャンスが訪れる。抜け出したFWクリスティアーノがフリーでシュートまで持ち込むが、ボールは大きく枠を外れてしまい、試合は0-0のまま終了を迎えた。指揮官は「得点力はこのチームの大きな課題。あれを決められないから苦しいではなく、僕らができることはあの場面を多く作ること」と好機を増やすことが得点につながると話した。

 この試合で積み重ねた勝ち点は1。勝ち点を30としたものの、勝利した清水(勝ち点31)に抜かれて降格圏に転落し、17位のC大阪(勝ち点29)も迫ってきている。だからこそ、城福監督は勝ち点3が必要だと強調した。

「首位の浦和相手にアウェーで勝ち点3を取るのは簡単でないと分かっていましたが、自分たちの最大値を出せればチャンスはあると思って臨みました。結果的に勝ち点3を取れなかったのは悔しいです」と話すと、「残りの試合のすべてで勝ち点1を取っても、おそらく残留はできないので、今日の課題を次の試合にしっかり生かして勝ち点3につなげていきたい」と残留に向けて、次節以降も勝ち点3を奪いに行くと誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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