隼磨、涙の昇格…反町監督は史上2人目、3クラブでJ1昇格

ゲキサカ / 2014年11月1日 21時20分

[11.1 J2第39節 福岡1-2松本 レベスタ]

 松本山雅FCがクラブ史上初のJ1昇格を決めた。アウェーで福岡を2-1で下し、3試合を残して自動昇格の2位が確定した。

 歓喜の瞬間が訪れた。「ありがとう 松田直樹」と書かれたアンダーシャツ姿になったDF田中隼磨は試合後、人目をはばからず号泣した。名古屋との契約満了に伴い、今季から故郷のクラブに加入。故・松田直樹さんが付けていた背番号3を受け継ぎ、松田さんの思いも胸にクラブ史上初のJ1昇格を目指してきた。天国の松田さんへ届けることができた吉報。感極まる感情を抑えられなかった。

 就任3年目でチームをJ1に導いた反町康治監督は試合直後のインタビューで「どの試合も苦しいが、今日の試合も非常に苦しかった。ただ、相手の隙を突くことができて、我々らしいシュートを決められたかなと思う」と試合を振り返り、サポーターへの感謝を述べた。

「我々スタッフの力だけでなく、たくさんのサポーター一人ひとりの力が我々の力として結集していると思う。感謝しています」。今季、ホームゲームの平均入場者数はJ2トップの1万2147人。アウェーにも毎試合、多数のサポーターが駆けつけ、この日もレベルファイブスタジアムのゴール裏は緑に染まっていた。

「ホーム、アウェー問わず、J2の中でも一番お客さんに入ってもらっている。これからもしっかり恩返しをして、いい試合をしていきたい」

 03年の新潟、09年の湘南に続いて3度目のJ1昇格を果たした反町監督。3クラブをJ1昇格に導くのは、大分、山形、徳島を昇格させた小林伸二監督以来、史上2人目の快挙となった。

 来季はクラブ史上初めてJ1での戦いに臨む。反町監督にとっても、湘南を指揮していた10年以来、5年ぶりのJ1の舞台となる。「難しい中でやらないといけないけど、がんばっていきたい」。悲願のJ1昇格の次はJ1定着へ。松本山雅の新たな挑戦が始まる。

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