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[選手権予選]「やられてもやり返す」前橋育英がライバルとの打ち合いを4発で制す!:群馬

ゲキサカ / 2014年11月7日 19時10分

[選手権予選]「やられてもやり返す」前橋育英がライバルとの打ち合いを4発で制す!:群馬

[11.3 全国高校選手権群馬県予選準決勝 前橋育英高 4-1 桐生一高 前橋総合]

 第93回全国高校サッカー選手権群馬県予選は3日、前橋総合運動公園陸上競技場で準決勝を行い、今夏の全国高校総体4強の前橋育英高と昨年度の代表校である桐生一高との一戦は、4-1で前橋育英が勝った。前橋育英は8日の決勝で前橋商高と戦う。

 前橋育英の山田耕介監督が「攻めたり、ショートカウンターだったりのやりっこになるだろうと。そんなに4点も5点も入らずに、1点差だろうなと思っていた」という過去4大会のファイナルカード。その強豪対決は、立ち上がりから互いにシュートシーンをつくり合う、非常にテンションの高い試合となった。開始55秒に前橋育英は左SB渡辺星夢(3年)のラストパスからFW坂元達裕(3年)がフィニッシュ。その30秒後にもドリブルで中央突破したU-19日本代表MF渡邊凌磨(3年)の右足シュートがゴールを襲うと、その20秒後には桐生一FW齋藤雄大(3年)の右足シュートを前橋育英GK吉田舜(3年)が横っ飛びではじき出す。

 その後も3分に前橋育英・渡邊凌がPAのFW青柳燎汰(3年)にスルーパスを通すと、桐生一は4分に左サイドでDFを外したFW額賀優斗(3年)が右足シュートを打ち込む。桐生一はこの日、田野豪一監督が「徹底するためですね。向こうも背後狙ってくるのは分かっていたし、こっちもやり合わなきゃいけないので」と説明したように、188cmの大型SB乾貴哉(3年)を3トップの中央で先発させていた。対する前橋育英のCB宮本鉄平(3年)も空中戦で渡り合い、こぼれ球はCB上原大雅(3年)がカバーする。序盤のひとつのポイントとなったこの空中戦とセカンドボールの攻防戦。8分にはその乾が競り勝つと、スピードに乗ったままボールコントロールした齋藤が一気にPAへ切れ込む。そして10分には、敵陣左サイドで相手のキックをチャージした乾がそのまま左サイドをえぐって折り返すと、MF大塚遼太郎(3年)が右足を振り抜いた。

 ただ、相手の奇襲にも揺らぐことなく、“打ち合い上等”とばかりに攻め合いを挑んだ前橋育英。U-19日本代表MF鈴木徳真主将(3年)は「立ち上がりなんでガンガン行こうとやり始めたので、『やられてもやり返す』という感じだった。(チームメートにも)ガンガン自分の気持ちをぶつけろという感じでやっていた」。前橋育英は13分に渡邊凌が左足ボレーを放ち、16分には中央からPAへ潜り込んだ青柳がシュートを打ち込む。試合は全く目を離すことのできないような展開で進んでいった。

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