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[選手権予選]2試合連続PK戦勝利!名門・前橋商が7年ぶりの決勝進出!:群馬

ゲキサカ / 2014年11月7日 22時46分

[選手権予選]2試合連続PK戦勝利!名門・前橋商が7年ぶりの決勝進出!:群馬

[11.3 全国高校選手権群馬県予選準決勝 伊勢崎商高 1-1(PK5-6)前橋商高 前橋総合]

 第93回全国高校サッカー選手権群馬県予選は3日、前橋総合運動公園陸上競技場で準決勝を行った。伊勢崎商高と前橋商高との戦いは1-1で突入したPK戦の末、前橋商が6-5で勝利。7年ぶりの決勝進出を果たした前橋商は8日の決勝でライバル、前橋育英高と対戦する。

 伊勢崎商が05年以来、前橋商にとっては04年以来となる全国大会出場へ向けて負けられない準決勝。強風吹きつける中で行われた熱戦を制したのは、11回の全国大会出場を誇る名門、前橋商だった。先制されながらも追いついてPK戦の末につかんだ白星。就任1年目の笠原恵太監督は「ホッとしています。(OBたちにとっても悲願だが)選手が一番喜んでいるんじゃないですかね」と決勝切符をもぎ取った選手たちに目を細めていた。

 先制したのは前半、風上の利を活かして攻めた伊勢崎商だった。まずは8分、縦パスから攻撃の柱を担うMF鈴木英紀(3年)が左足シュート。今大会ここまで4試合で17得点をたたき出している伊勢崎商は空中戦で強さを発揮したMF井埜光貴(3年)やセカンドボールを拾うMF倉林俊介(2年)が素早く前線にボールを入れ、そこから先制点を狙った。そして21分には鈴木が左サイドからスルーパス。前橋商のCB額田泰斗(3年)は「前に速い選手がいて、ボールから離れる動きがあった。先制点もそこでやられた」と悔やんだが、相手最終ラインにできたギャップを見事についたMF中村光雅(3年)が独走する。そして非常に落ち着いたフィニッシュで先制点を流し込んだ。

 だが、前橋商は前半のうちに追いつく。13年U-17日本代表候補のMF品川侑輝(3年)や額田を軸としたポゼッションから、スペースへ飛び出すFW堀友樹(3年)が起点となり、反撃。そして左サイドでキープ力を見せたMF澤口和哉主将(3年)や左SB山田浩貴(3年)のクロスで同点を目指した。32分に澤口の左クロスをMF山崎稔輝(3年)が合わせた右足ボレーは阻まれたものの、直後の33分に歓喜の瞬間が訪れる。澤口がゴールエリアへ向けて蹴り込んだ左FKに対して伊勢崎商GK星野航大(3年)が先にポジションを取ってキャッチしようとしたが、猛然と飛び込んできた額田がGKと競り合いながら強引に頭で押し込む。「一瞬審判見てファウルかなと思ったんですけど、ファウルじゃないということだったので嬉しかったです」という額田の執念のゴールでスコアは1-1となった。

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