[MOM1211]長崎総合科学大附FW安藤翼(3年)_名将賞賛、チームの基準値上げる大黒柱

ゲキサカ / 2014年11月11日 15時14分

[MOM1211]長崎総合科学大附FW安藤翼(3年)_名将賞賛、チームの基準値上げる大黒柱

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 全国高校選手権長崎県予選準決勝 長崎日大高 0-4 長崎総合科学大附高 百花台公園サッカー場]

 長崎総合科学大附高の名将・小嶺忠敏総監督は4-0で終えた準決勝のマン・オブ・ザ・マッチについて「やっぱり安藤やろうね」と主将のFW安藤翼を推した。ハードワークを当たり前のようにこなし、流れの悪い時間帯でもボールを確実に収め、個人技で相手DFを剥がすなど、相手の勢いを削いだ。普段の練習の取り組みが試合に表れているという安藤について小嶺総監督は「普段の生活も落ち着いている。成績もいいし、1年からずっと出てそのへんは強みでしょうね。真似する選手が後輩に出てくれば。彼は慕われる人間だからね」。チームの基準値を高めている主将に賛辞を贈った。

 九州屈指の点取り屋である安藤にとって、シュート8本を打ちながらも無得点に終わったこの日の80分間は納得のいくものではなかった。ゴールライン際で見せた鮮やかな個人技で決定機をつくり出したほか、相手よりも速い一歩が何度も得点機を生み出していたが、それでもチームに貢献できなかったという思いがある。「(得点シーンの)その前の前で収めることはできたと思うんですけど。助けることしかできんかった。そこから打開して、もっと得点とか求めてやっていきたいです。(チャンスはあっただけに)そこで決められないところがまだまだ課題。立ち上がりとか、そういう大事な場面で決めないといけない。そういう場面で決められてこそエースというか。あそこでやれる選手にならないとダメ。追及していかないといけない」と首を振った。

 普段からシュートは自主練習に多く取り入れてきた。この日は相手が伸ばした足の間を狙ったミドルシュートなど練習の成果が表れているシーンもあった。ただ本人は「まだまだ」と繰り返す。1年時から全国舞台を経験してきたが、最終学年となった今年は絶対的なエース。チームの勝利とともに自身の結果にもよりこだわっていかなければならない。「去年は富山一高校に自分何もできずに負けてしまった。1年の時はベスト16まで行ったんですけど3年生の先輩に助けられたところが多かった。今年は自分がチームの主となって、得点を決めて勝ち進んでいきたいです。ゴール前での一瞬の切り返しとか、抜け出しだったり、ゴール前の部分見てもらいたいです。攻撃の起点になるところも得意ですけど。課題はまだゴール」。チームの勝利のために得点数をより伸ばしたいという気持ちが強い。

 長崎を突破し、目標とする日本一に近づくためにはエースの活躍がどれほど重要であるか、分かっている。安藤は中学卒業時、誘いのJクラブユースではなく、高校サッカーを選んだ。理由は、鹿児島城西高のエースとして選手権全国大会で大活躍したFW大迫勇也(現ケルン)の存在があったから。「選手権の大迫選手、あのプレーを見て凄い選手いるんだなと思って。それが高校サッカーを選んだ理由です」。全国大会得点王に輝いた大迫の活躍のように、自身もゴールを決め続けること。そしてチームメートたちと一体となって目標の日本一へ駆け上がる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2014

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