[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.19]大分トリニータU-18MF姫野宥弥(3年)

ゲキサカ / 2014年11月19日 19時15分

[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.19]大分トリニータU-18MF姫野宥弥(3年)

DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[11.8 Jユースカップ2回戦 甲府U-18 0-1 大分U-18 中銀スタ]

 大分トリニータU-18の姫野宥弥の身長は162cm。試合前に両チームが整列すると、周囲とのサイズ差はより明確なものとなる。11月8日に山梨中銀スタジアムで開催されたJユースカップ2回戦(vs甲府U-18)では、負傷していたDF佐藤昂洋に代わるキャプテンとして先頭で入場してきたため、それはより際立ったかもしれない。

 ただ、姫野が「小ささ」を感じさせるのは、その時間帯だけだ。

 まずは何と言ってもよく走る。自ら「走ってナンボ」と語るとおりに、攻守を素早く切り替え、常にボールへと絡んでいく。相手ボールなら奪還のために走り、味方ボールならば的確な位置へと移動してパスを引き出す。たとえその走りが無駄になっても、すぐさま「次の走り」を実践していく。そうした絶対的な運動量の多さは、この選手の持つ確かな魅力だ。

 甲府戦は完全アウェーの上にJ1のスタジアムでのナイターゲームで、「今まで経験したことの雰囲気」(姫野)にチームとして呑まれてしまっていた。まるで“らしい”攻撃の形が作れなかっただけでなく、単純にボールを保持することも怪しい時間帯まであった。それでも崩れなかったのは、攻守の素早い切り替えと絶対的な運動量の多さというハードワークをチームとして保持し続けていたから。その象徴が姫野だった。

 そして姫野は、走るだけの選手でもない。ボールを握って動かす意識も高い大分の中核として的確にパスワークへと絡むし、中盤にスペースがあればボールを運んでいくスキルも備える。もちろん小柄なだけに、フィジカルコンタクトではさすがに当たり負けすることもある。だが、この男は、コンタクトプレーから逃げ出さない勇猛さも、あるいは倒れてもすぐに起き上がって次のプレーへと走り出す果敢さも同時に備えている。

 その姫野を擁する大分U-18が準々決勝でぶつかる相手は、FC東京U-18。「夏(全日本クラブユース選手権)に結果を出しているし、本当に強い相手だというのは分かっている。でもその大会の準決勝でFC東京と良い勝負をしていた(引き分け抽選)JFAアカデミー福島とは僕らも互角以上にやれていたと思う。自分たちが負けているとは思わない」。力強く語った「大分の小さな巨人」は、この一戦ですべてを出し切る覚悟だ。

(取材・文 川端暁彦) 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
 そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!▼関連リンク
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