日本代表には遠藤が必要だった…「僕自身まだまだアピールしないと。年は関係ない」
ゲキサカ / 2014年11月15日 0時14分
[11.14 キリンチャレンジ杯 日本6-0ホンジュラス 豊田ス]
日本代表は14日、豊田スタジアムでホンジュラス代表と国際親善試合を行い、6-0で勝利した。日本代表はこの後、18日に今年最終戦となるオーストラリア戦をヤンマースタジアム長居で行う。
W杯以来の復帰を果たしたMF遠藤保仁は、中盤3枚の前目のポジションで先発すると、前半9分、CKからDF吉田麻也のゴールを演出。同44分にはFW本田圭佑のラストパスを受けると、右足ミドルシュートを豪快に突き刺した。「ゴールもたくさん生まれましたし、非常に良かったと思います」。試合後は遠藤らしく、淡々と試合を振り返った。
ハビエル・アギーレ監督は4-3-3のシステムを採用。ザッケローニ前監督時にはダブルボランチの一角を主戦場としていた遠藤にとっては、より攻撃的なプレーが求められた。しかし遠藤は「基本的には自由に動いてますけど、よりゴールを意識したプレーを増やしていきたい。攻撃は楽しい。守備でいる時間より、前にいるほうが楽しいので」と歓迎。ゴールシーンについては「本田もよく見てくれていた。自分でも珍しいゴールかなと思います。前に人数をかけすぎてもと思っていたので、そこはバランスよく、いろんなところからシュートが打てるようなポジショニングを取ろうと思っていた。たまたまですけど、いいゴールだったかなと思います」と白い歯をこぼした。
この日の試合出場で代表キャップ数は147となった。順調にアジア杯も選出されれば、150という日本代表として前人未到の節目の数字も現実となる。「僕自身はまだまだアピールしなければいけないと思っている。年は関係ないと思っている。この調子を最低限維持しながら、さらに自分のコンディションを上げていければと思っています」。アジア杯を順調に勝ち上がれば、決勝は35歳で迎えることになる遠藤。日本代表にはまだまだ遠藤が必要だ。
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