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成立学園でプレー経験もある豪州代表DF、日本戦に「特別感がある」

ゲキサカ / 2014年11月17日 18時47分

成立学園でプレー経験もある豪州代表DF、日本戦に「特別感がある」

 18日に日本代表と対戦するオーストラリア代表が17日、試合会場のヤンマースタジアム長居で公式練習を行い、練習後、日本人の祖母を持つDFジェイソン・デイビッドソン(WBA)が報道陣の取材に応じた。

 父の母である祖母が日本人のデイビッドソンは14歳だった05年に来日し、成立学園高サッカー部でプレーした経験を持つ。日本語については「サッカー自体が国際語だから」と苦笑いしたが、祖母の名前を聞かれると、「おばあちゃん」と呼んでいることも明かした。「16歳で日本を離れてから初めて日本に来て試合をすることには特別感がある」。オーストラリア代表として再来日し、日本代表と対戦することに感慨深そうだった。

 09年のU-20W杯に出場し、12年にフル代表に初招集されると、今年のブラジルW杯でもグループリーグ全3試合にフル出場した。W杯後、ヘラクレス(オランダ)からプレミアリーグのWBAに移籍。「W杯があってプレシーズンを十分に過ごすことができなかった。途中から入ってチームに馴染むのは難しかった」と、今季は2試合の出場にとどまっている。

 日本代表については「香川や本田らビッグクラブに所属している選手も多い。日本をリスペクトしているし、アジア最強のチームだと思う」と警戒しながらも、「監督もいつも言っているが、どんな相手にも恐れることはない」と力説していた。

(取材・文 西山紘平)

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