[プレミアリーグEAST]日本一目指す柏U-18主将MF中山、プレミア制覇は「通過点」
ゲキサカ / 2014年11月30日 19時59分
[11.30 プレミアリーグEAST 柏U-18 0-0 青森山田校 柏]
「チャンピオンシップに向けてひとつの目標が達成できた。プレミアリーグEASTはひとつの通過点」。高校年代最高峰のリーグ、プレミアリーグを制しても、柏レイソルU-18(千葉)をまとめあげる主将のMF中山雄太は淡々と言葉を並べる。喜びに浸らない理由は、2位清水が敗れたことで試合前から優勝が決まっていたからでも、日立柏サッカー場で不甲斐ない試合をしたせいでもない。トップリーグ昇格即優勝という柏レイソルと同じ快挙を成し遂げたが、中山が見つめるのはその先にあるチャンピオンシップ優勝、つまりリーグ戦「日本一」だ。
プレミアリーグ東西王者が激突する高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 チャンピオンシップ。大混戦となっているWESTの王者は最終節まで持ち越されたが、現在首位を走るのは神戸。柏にとっては因縁の相手で、11月に行われたJユース杯で柏は神戸に2-4で敗れており、中山は再戦を希望する。「同じスタイルで勝てなかったので悔しかった」。ともにポゼッションを志向するなかで「1人ひとりの個性があっちのほうが活きていて、ポゼッションと噛み合っていた」(中山)神戸に敗れてしまった。下平隆宏監督は敗因のひとつとして、「そこだけは負けるなと言い過ぎて、選手がこだわり過ぎた」とポゼッションへのこだわりの強さを挙げた。
7月12日の天皇杯2回戦、ファジアーノ岡山ネクスト戦でデビューをはたし、初出場初得点を記録しているFW大島康樹だが、この日は精彩を欠いた。青森山田高(青森)の両CB、DF平松遼太郎とDF常田克人の厳しいマークにあいシュート1本に抑えられた。「自分が求められているのはゴール前。落ちて叩いて、ゴール前の危ないところに顔を出す。そこで仕事ができなかった」と反省する。「誰かが工夫しないと崩れない。アーリークロスやドリブルとか。向こうはパスをしてくるとしか思っていないので」。パスで相手の逆をとるだけでなく、パス以外の選択肢で相手の逆を突くことも必要だと語った。
次節、アウェーでの清水戦はともに順位を確定しているため消化試合になってしまったが「そこもしっかり自分たちのサッカーをして、チャンピオンシップに向けて頑張っていきたい」と中山。指揮官も「積み上げがうまくいけば(チャンピオンシップで)勝てる」と次戦の重要性を説く。
埼玉スタジアム2002を舞台に行われるチャンピオンシップは、12月14日13時にキックオフだ。
(取材・文 奥山典幸)
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