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ケガからの回復を示すFP西谷「神戸での試合には絶対に出たい」

ゲキサカ / 2014年12月2日 15時23分

ケガからの回復を示すFP西谷「神戸での試合には絶対に出たい」

 フットサル日本代表は2日午前、千葉合宿2日目の午前トレーニングを行った。過去の合宿でも、ほとんどやってこなかったドリブルを仕掛ける際の細かな決まり事を徹底し、チーム全員の意思統一をはかった。

 その中で、ケガからの回復をアピールする選手がいた。デウソン神戸のFP西谷良介である。5月のアジア選手権優勝メンバーの一員である西谷だが、その後にヒザを負傷。この合宿の約1か月前には手術に踏み切った。そのため、10月に行われたイタリア遠征、クウェート遠征に参加できず、「みんなが遠征で重ねてきた経験の差を、早く埋められるように、しっかりコミュニケーションを取りたい」と、決意を持って今合宿に臨んでいた。

 攻守に気の利いたプレーを見せて、回復ぶりをアピールしていた西谷だが、一度だけピッチ中央で対峙する相手に突破を許し、シュートを打たれた場面があった。それをミゲル・ロドリゴ監督は見逃さずに、「西谷、集中しよう! 視野を広く持とう」と声を掛けた。

 練習後、その場面について西谷に聞くと、「完全にやられました。ああいう場面はチームではなかったので、代表合宿に来て、ああいう仕掛けをしてくる選手がいて、自分にもすごく刺激になりましたね。あの感覚を想い出させてくれたので、やられはしましたが、良い刺激になりました」と、あらためて代表のレベルの高さを実感した様子だった。

 手術した足については、「まだ筋肉も左右のバランスが戻りきっていないし、不安がないと言えば、ウソになる」と言うが、今月18日、20日に行われるクロアチア戦のメンバー入りに向けては、並々ならぬ思いがある。フットサル日本代表が国内で試合を行うのは、多くても年に2試合。そして20日の試合は、西谷の所属する神戸のホームアリーナであるグリーンアリーナ神戸で行われるからだ。

「神戸で開催されますし、絶対に出たいですよ。やっぱり自然に力も入りますし、意識もします。代表での試合は、どの試合でも責任を持ってやらないといけませんし、それが神戸で行われるなら、なおさら神戸の一員として、しっかり存在感を示さないといけない。競争ですね」

 普段のFリーグから、彼に声援を送ってくれるサポーターに、代表のユニフォームを着た姿を見せるためにも、西谷は残り2回の練習で懸命にアピールを続ける。

(取材・文 河合拓)

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