[MOM316]国士舘大FW田中智也(2年)_修正液を使って書き換えられたスタメンの座

ゲキサカ / 2014年12月12日 1時43分

[MOM316]国士舘大FW田中智也(2年)_修正液を使って書き換えられたスタメンの座

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.11 大学選手権1回戦 国士舘大1-0札幌大]

 配られたメンバー用紙。国士舘大(関東5)の10人目の欄には田中智也(2年=横浜FMユース)の名前があった。ただ修正液を使って書き換えた跡が。細田三二監督は「天気予報では雨ということだったでしょう。だから最初はパワー系の選手の方がいいと思っていた。ただ朝になってピッチの状態を見ると、これならということで(田中を起用した)」と説明した。

 当の本人にも直前にメンバー交代が伝えられていた。「会場に来てから『きょうお前スタメンで行くから』と言われました。いきなり言われたので、めちゃくちゃ緊張してしまいました」。

 今季、田中は開幕からの3試合以外はすべてベンチからのスタートだった。そしてこの日は後半アディショナルタイムまで出場。90分間の出場は、練習試合等を含めても今季初のことだった。「両足つっちゃって」と白い歯をこぼした背番号12は何ともいえない充実感を漂わせていた。

 一際小さい体は身長160cm。ただそれを生かしたアジリティに優れた動き、得意のドリブルで攻撃にアクセントを付けている。それでも「(今日は決定機を)3本くらい外してしまった。それで苦しい展開になったと思っている。トーナメント戦はそこを決めるか決めないかが大事になってくるので、今度は決めれるように頑張りたい」と現状に満足することはない。

 横浜F・マリノスの下部組織出身で同期にはU-21日本代表でも活躍するMF喜田拓也がいる。今でも「連絡を取り合う仲」で「刺激になっている」と話す。現状、世界を目指す旧友に比べれば、歩幅は小さいかもしれない。ただ田中は田中の歩幅で確実に歩を進めている。

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