[プレミアリーグ参入戦]エース定本の3発と堅守、米子北が初のプレミア昇格へあと1勝
ゲキサカ / 2014年12月15日 9時45分
[12.14 プレミアリーグ参入戦1回戦 新潟U-18 0-3 米子北高 広島一球]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグ参入戦は14日に広島県各所で1回戦を行い、広島広域公園第一球技場では米子北高(中国2、鳥取)が3-0でアルビレックス新潟U-18(北信越1、新潟)を下し、2回戦に駒を進めた。米子北はプレミアリーグ昇格をかけた次戦(15日)で大分トリニータU-18(九州1、大分)と対戦する。
山陰の雄が確かな力を見せつけ、危なげない戦いぶりでプレミアリーグ昇格に王手をかけた。米子北は序盤からロングボールで相手を押し込み、11分には相手の左からのスローインをキャッチしたGK中原創太が素早く相手陣内左にキックを展開。相手DFの処理ミスが定本佳樹の足下に落ちると、定本はすかさずGKの位置を見極めて、ループシュートを沈めた。「10分足らずで点が奪えたので、選手たちに気持ちの余裕が出来た」(城市徳之監督)とリズムに乗った米子北は19分にも右サイドでボールを持ったMF松本浩輝がゴール前にパスを入れると、FW谷口喬亮からMF君垣隆義とダイレクトで繋がり、ラストは定本。密集を冷静にかわして、追加点を奪った。
幸先良く2得点した米子北は、城市監督が「ウチに付き合って、相手がロングボールを蹴ってくれたら楽だなと思っていた」と振り返ったように守備でも余裕を持って対応。MF手塚峻一朗を起点に配球されるロングフィードから、FW鎌田啓義らの飛び出しを狙う相手の攻撃を、DF嶋田遼允を中心にしっかり跳ね返した。そして、奪ってからは新潟陣内へと素早く展開し、ボールが収まる定本を起点に君垣、松本の両翼が果敢に突破。弾かれてもセカンドボールをMF小長裕也、勝田玲央のダブルボランチがしっかりと回収し、二次攻撃に繋げた。
ここまでは理想通りの流れで試合が進んだが、前半の終わりに近づくにつれて「ドリブルでのやられた方が嫌だった」(城市監督)との言葉通り、MF廣岡亮、DF小池裕太の左サイドから積極的に仕掛けた新潟攻撃に苦しむことに。新潟は31分、クリアボールを中央で廣岡が収めると、左サイドへスルーパス。これを受けた鎌田がドリブルからシュートを狙ったが、枠を捕えることができず。37分にも右サイドでのカットから最終ラインで繋いで左前方にパスを通すと、廣岡のタメから小池がオーバーラップしてPAに低いクロス。一度は米子北DFに弾かれたが、廣岡が高い位置で拾ってミドルシュートを狙った。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!
ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分
-
トップ昇格3選手先発の広島ユースが後半に3ゴール。プレミア初参戦の岡山U-18を下し、開幕2連勝
ゲキサカ / 2024年4月15日 9時15分
-
帝京の前に立ちはだかった“矢板の壁”。攻撃力も発揮の矢板中央がプリンス関東1部開幕戦を4-2で制す
ゲキサカ / 2024年4月9日 11時7分
-
広島ユースが2連覇に向けて好発進!! プレミア初参戦・帝京長岡は「もっと勇気を持って」次戦以降に臨む
ゲキサカ / 2024年4月7日 18時17分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
ランキング
-
1【五輪最終予選】U-23日本代表 韓国に0ー1で敗れB組2位 準々決勝はカタールと 後半CKから失点
スポニチアネックス / 2024年4月23日 0時1分
-
2《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 7時20分
-
3真ん中なのにボール判定「これはヤバい」 酷すぎる“誤審”に米呆れ「壊れている」
Full-Count / 2024年4月22日 19時43分
-
4【大相撲】大の里に未成年力士との飲酒が発覚 師匠・二所ノ関親方とともに厳重注意
東スポWEB / 2024年4月22日 19時24分
-
5【F1】角田裕毅〝謎の大不振〟の理由をマルコ博士がズバリ指摘「最善の決断ではなかった」
東スポWEB / 2024年4月21日 13時48分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください