ドローに警鐘を鳴らすFP森岡薫「このクロアチアにこの結果だとW杯ベスト8は難しい」
ゲキサカ / 2014年12月18日 22時36分
[12.18 親善試合 フットサル日本1-1フットサルクロアチア 駒沢体育館]
ゴールが遠かった。シュート36本を放ったフットサル日本代表だったが、得点はFP加藤竜馬の一発止まり。終盤のパワープレーから同点に追い付かれ、1年7か月ぶりの国内での代表戦を勝利で飾れなかった。
国内での代表戦初ゴールを目指したFP森岡薫も、開始20秒でボレーシュートを放ち、前半6本、後半4本と積極的にシュートを放っていった。しかし、前半9分の直接FKが左ポストを叩くと、同14分のシュートもクロスバーに嫌われる。強烈な印象を残した森岡だったが、肝心のゴールを挙げることはできなかった。
「早めに2点目を決められていたら、結果は変わっていたと思う。向こうは特に前半、連係もうまくいかずにイライラしている場面もあったので。やっぱり、そういう試合を決めないといけないところが、今の日本の課題なのかなと思います」と、反省した。
欧州でも力を伸ばしているクロアチア相手に、優勢に試合を進めることができた。そのことについては、「もちろん、自信になります。相手は弱くないから」という森岡だが、「ベストメンバーではないし、状態も良いと思えない。そこで引き分けたのは、相手にとって勝利に等しい試合だと思うので、そういう面では満足できない」と、厳しい言葉を並べた。
それもそのはず。フットサル日本代表は、2年後にコロンビアで開催されるW杯では、ベスト8進出を目指しているのだ。今後の課題について森岡は、「フィニッシュの部分ですね。今日も前半からシュートは打ったのですが、自分を含めて力み過ぎた場面が多かった。できるだけ有効に攻めるようにしないといけない」と語り、正直、このクロアチアを相手にこの結果だと、W杯ベスト8は難しい」と、唇を噛んだ。
神戸での第2戦、「家族も見に来てくれるし、チームとしても、個人としても結果を出したい」という森岡。アジア選手権連覇という最高の結果を出したチームが、良い雰囲気で一年を終われるように、国内戦初ゴール、そして勝利を目指す。
(取材・文 河合拓)
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