高い理想を追うFP皆本「常に相手コートでDFができるようにする」
ゲキサカ / 2014年12月19日 5時5分
[12.18 親善試合 フットサル日本1-1フットサルクロアチア 駒沢体育館]
1-1のスコアに終わったクロアチアとの第1戦だが、フットサル日本代表は成長した姿を見せた。来日間もないとはいえ、欧州の強豪を相手にボール支配率で上回り、シュートの本数でも36対20と相手の倍近い本数を放った。
相手との力関係について、FP皆本晃は「僕らも良いところを出せるし、向こうも7番の選手(イエロブチッチ)がイニシアティブを取りながら、決定機をつくってくるところで、同じくらいか、若干僕らの方が上かなと思いました」と言い、「だから、それゆえに勝たなければいけなかった。相手は時差ボケもあるし、僕らのホームだったから」と、勝ち切れなかった結果を悔しがった。
それでも、内容は悪くなかった。敵陣でボールを奪った守備、決定機を多くつくり出した攻撃、その両面で日本の良さが随所に見られた。
「ああいう大きい相手と試合をするときは、日本の陣地までボールを運ばれてしまうと、サイズやパワーでゴールに押し込まれてしまう。いかに運ばせないかが課題だし、日本のフットサルが進んでいくうえでは重要かなと思っていました。今日は高い位置からプレスに行けているときは主導権を握れていたし、パスを回されても前には進ませていなかった。あの守備ができれば日本の武器になるし、常に相手コートでDFができるようにすれば、結果は付いてくる。攻撃に関しては、あとは入れるだけ。1対1でイニシアティブが取れることが分かったし、そこで勝てるのは大きい」と、皆本も内容に手応えを感じていた。
それだけに、2日後の第2戦では結果を出したいところだ。「今日は引き分けだったので、やっぱり勝ちたい。結果は重要。たくさんの人が見に来てくれると思いますが、見に来ない人は結果しか知らない。2試合目に勝ったら伝わることも違うと思うので、結果にこだわりたい」と話す皆本は、初戦以上に、結果を強く求めていく。
(取材・文 河合拓)
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