[選手権]ユース取材ライター陣による「選手権展望」vol.4

ゲキサカ / 2014年12月28日 7時0分

[選手権]ユース取材ライター陣による「選手権展望」vol.4

特集企画「ユース取材ライター陣による『第93回全国高校選手権展望』」

 第93回全国高校サッカー選手権開幕まであと2日! ユース年代を主に取材するライター5氏に大会の見所や優勝争いの展望、無名の注目校、初戦注目カードなどを紹介してもらう「ユース取材ライター陣による『選手権展望』」の第4回はJリーグ、年代別日本代表からユース、少年サッカー、自衛隊サッカーまで広く、深く取材活動を続ける平野貴也氏による大会展望です。

 本命は、素直に東福岡高(福岡)を推す。プロに進むMF中島賢星(横浜FM内定)、増山朝陽(神戸内定)が主軸だが、アタッカーはいずれも能力が高い。迫力あるCF木藤舜介を得点王候補に挙げる。対抗は、反対のブロックから流通経済大柏高(千葉)を選んだ。選手層の厚さでは、十分に対抗し得る。ダークホースは、東福岡に対する刺客となりそうな静岡学園高(静岡)。例年とは違った速攻型で迫力がある上、ドリブラーの投入でスタイルを変えられる点は面白そうだ。注目校は、バラエティーに富んだ戦力を擁する中京大中京高(愛知)。MF富田光、大城佑斗の回復状況が気がかりだが、流れるようなパスワークにフィジカル系SBが加わる攻撃は破壊力がある。

 初戦の注目カードは、流経大柏と作陽高(岡山)の一戦だ。優勝予想の対抗に推した流経大柏だが、初戦に大きな危険が潜む。主力MF相澤祥太をスーパーサブとして起用し、後半にギアを上げるのが現在の流経大柏の勝ちパターンだが、作陽を率いるのは高校サッカー界きっての策士・野村雅之監督で、対策を練らないわけがない。ハーフタイムの立て直しも多く、前半が不調でも後半に立て直すことが珍しくない。流経大柏が前半に「これはいける」と踏んだら、むしろ危ないだろう。作陽には注目の2年生MF伊藤涼太郎らがおり、こちらも上位に顔を出すのに十分な力を備えている。流経大柏が押し切るのか、作陽が柔よく剛を制すサッカーで勝利を絡め取るのか、見ものだ。

平野氏の挙げる大会本命、対抗、ダークホース、注目校、初戦注目カード、得点王候補

■本命=東福岡高
■対抗=流通経済大柏高
■ダークホース=静岡学園高
■注目校=中京大中京高
■初戦注目カード=流通経済大柏高×作陽高
■得点王=木藤舜介(東福岡高)

[写真]平野氏は流通経済大柏(写真)と作陽との1回戦を注目カードに挙げる

執筆者紹介:平野貴也
1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1カ月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし。▼関連リンク
【特設】高校選手権2014

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