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八百長疑惑に関するアギーレ監督会見要旨

ゲキサカ / 2014年12月27日 20時41分

八百長疑惑に関するアギーレ監督会見要旨

 2011年5月21日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節のレバンテ対サラゴサ戦をめぐる八百長疑惑でスペイン検察当局から告発された日本代表のハビエル・アギーレ監督が27日、都内で記者会見を行った。

以下、会見要旨

●ハビエル・アギーレ監督
「本日までみなさんの前で発言することがなかったのは正式なものが何もなかったからだ。このたび訴状が提出されたということで、私の意見を申し上げたいと思っている。

 私の弁護士から聞いたが、私はこれまでスペインあるいは欧州のリーグ、大会などで450試合指揮を執ったが、そのうちの1試合が調査されているということだった。調査されている試合に関わった36人の選手プラス、クラブ関係者ら5人と法人としてのサラゴサがこれから調査されるということだった。それが1月になると予想している。そこで41人の個人が証言する。この証言が終わったところで、裁判官が裁判を始めるかどうかを決定する。本格的な調査、捜査は1月に入ってからになると思う。その調査がどれぐらいの期間に及ぶのかはまだだれも分からない。そして調査が終わったところでこの件が終了するのか、裁判に発展するのかということもまだだれにも分からない。

 私はスペインサッカーの正直さとクリーンなところを信じていると申し上げたい。私は12年間、スペインのサッカーにいたが、倫理やプロフェッショナリズムに反するものは認知していない。試合に勝つための唯一の方法は努力だ。私はだれにも何もプレゼントされていないし、それを望んでもいない。私はスペイン当局に協力し、この件を最後まで見守りたいと思っている。

 そして私に対するサポートを表明してくれた選手、監督、幹部、友人、家族に感謝したい。サポーターの方々には落ち着いてくださいとお願いしたい。サポーターの方々の力がアジア杯連覇のために必要だと思う。そして私は日本がもう一度アジア杯を制覇できるように、集中して準備していくだけだと思っている。

 本日の質疑応答で答えられない質問もある。その理解をお願いしたい。スペインにいる弁護士からの勧めで、裁判でのみ発言するようにということもある」

―口座にボーナスの形でお金が振り込まれているという報道があったが、自身の口座の確認はしたのか?
「こちらは裁判で司法当局に対して答えたい。そのご理解をお願いしたい。私がそこで発言すれば、それはメディアに載るので、それをお待ちいただければと思う」

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