[選手権]満員の観衆沈黙させた東福岡CB小笠原のヘディング弾
ゲキサカ / 2014年12月30日 18時44分
[12.30 全国高校選手権開幕戦 三鷹高 0-2 東福岡高 駒沢]
開幕戦で東京・駒沢陸上競技場に集まった観衆は地元・三鷹高(東京B)の応援団をはじめ、15,083人。そのスタンドは両立の立場の人々も全国高校総体王者で優勝候補の東福岡高(福岡)に必死の守りで食い下がる三鷹に“肩入れ”するかのように、三鷹の好守やカウンター攻撃が出ると大いに沸いていた。特に後半13分にハンドの反則によって“幻のゴール”となったものの、三鷹FW平光太一がゴールを破った際には、メインスタンドにも立ち上がり、拳を突き上げて喜んでいた観衆がいたほどだ。
わずかながらも三鷹が押し込むシーンが増え、確実に上がり始めていた観衆のボルテージを静めたのが東福岡CB小笠原佳祐(3年)だった。後半19分、左SB末永巧の右CKに反応した小笠原は頭でゴール右隅へ2点目のゴールを叩き込んだ。その瞬間訪れた会場の沈黙。「シーンとなったので、入ったのかな、何かあったのかなと思って。とりあえず喜びました」という小笠原と東福岡イレブンはアウェーの地で喜びを分かち合った。
小笠原は2-0で快勝した試合後「完全アウェーで楽しかったです」とニヤリ。守備面でもピンチになる前に相手の攻撃を断ち切るなど守備の柱としての役割を全うした。夏冬連覇へ向けた好スタートに攻守で貢献。だが「まず一歩ですね」とすぐに2回戦へ向けて切り替えていた。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
高体連チームとして初のプレミアリーグWEST制覇!「爆進」する県立校・大津は進化を続けてファイナル、選手権優勝へ
ゲキサカ / 2024年11月25日 11時48分
-
[プリンスリーグ関東1部]ともに選手権予選優勝から中2日、抽選会翌日に90分間の激闘。矢板中央vs帝京は2-2ドロー
ゲキサカ / 2024年11月21日 23時20分
-
「今年の強みは守備力」…パスサッカーが伝統の大分鶴崎、大分に1-0勝利で14年ぶりの全国切符獲得!!:大分
ゲキサカ / 2024年11月17日 23時29分
-
注目MF福本一太主将「選手権まで負け無しで行こうと」。大阪制覇から中3日の阪南大高がU-16代表候補に5-1で勝利
ゲキサカ / 2024年11月15日 9時19分
-
東福岡、復権。雨中で魂と質を表現し、3年ぶりの選手権へ
ゲキサカ / 2024年11月11日 11時55分
ランキング
-
1ドジャース ロバーツ監督は“大谷特需”でウハウハ!企業、自治体からモテモテ、ゆくゆくはNPB監督も視野
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月6日 9時26分
-
2河村勇輝も頭を抱え呆然 誤審から味方エースが退場、米記者「史上最悪のコールの一つだ」憤慨
THE ANSWER / 2024年12月6日 21時3分
-
3大谷翔平が放った「最も奇妙なHR」 8年前に起きた“怪現象”「ボールが完璧に消えた」
Full-Count / 2024年12月6日 13時36分
-
4来日中ドジャース監督へ、日本人の歓迎ぶりに米驚き 「日本が大好きだ」「とっても心温まる」
THE ANSWER / 2024年12月7日 9時26分
-
5鈴木誠也への“54億円”がネックか…急浮上した放出の可能性 鍵握る契約条項
Full-Count / 2024年12月7日 8時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください