4度目の出場で3度目の戴冠を…遠藤「簡単には勝てない」
ゲキサカ / 2015年1月11日 18時30分
自身4度目の出場となるアジア杯初戦を翌日に控え、日本代表MF遠藤保仁(G大阪)は大会を勝ち上がることの難しさをあらためて強調した。
過去の経験から何をチームメイトに伝えるか。そう聞かれた遠藤は「簡単には勝てない。それだけだと思う」と端的に答えた。04年大会は優勝、07年大会は4位、そして前回の11年大会は優勝。アジアNo.1を決める大会で、歓喜も悔しさも味わってきた。
「過去3大会で簡単に勝った試合は1、2試合しかない。18試合中、2試合ということは、1大会に1試合あるかどうかということ。強い気持ちを持って臨まないといけないし、一瞬の隙を見せればやられる可能性がある。伝えるところは伝えるし、一人ひとりが感じてやるべきだと思う」
中東勢などアジア特有の相手だけでなく、レフェリングに悩まされる試合もあった。「判断するのはレフェリー。どういうジャッジが下されても冷静に対応するべきだし、いくら言っても(抗議しても)、その場で判定が覆ることはない。どういうレフェリングをしてくるか、試合中に見極めて、レフェリーの癖を把握することも大事」。レフェリーに対しても柔軟に対応し、どんな状況になっても動じないことの重要性を語った。
今回と同じようにアジア杯連覇を目指した07年大会は4位に終わっている。前回王者としてのプレッシャーも、対戦相手の警戒も大きくなるが、遠藤自身は自然体で臨むつもりだ。
「ディフェンディングチャンピオンとして臨めるのは僕らだけ。その状況を楽しめばいいし、もちろん目標は連覇。(前回とは)状況も違うし、持っているものをすべて出し切れば、間違いなく結果は出ると思う」。大会期間中の今月28日に35歳となるチーム最年長のベテランは、4度目のアジア杯で3度目の戴冠を目指し、チームを寡黙に引っ張っていく。
(取材・文 西山紘平)
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