UAEの10番を警戒する長谷部「彼が王様」
ゲキサカ / 2015年1月21日 20時22分
UAEのキーマンを封じ込める。日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)はヨルダン戦(2-0)から一夜明けた21日、早くも23日の準々決勝・UAE戦に向けた対策を口にした。
カタール、バーレーン、イランと同じC組を2勝1敗の2位で通過したUAE。4-2-3-1のトップ下に君臨する背番号10のMFオマル・アブドゥルラフマンは、長谷部も「彼がキープレイヤー」と指摘する要注意人物だ。
ロンドン五輪にも出場した左利きの司令塔は2012年夏にマンチェスター・シティの練習に参加するなど、欧州からも注目を集めている。ポジション的にマッチアップすることになる長谷部は「個人技があるし、非常にいい選手。自分でフィニッシュするというより、アシストだったり、その前のパスが彼の良さだと思う」と警戒した。
「理想としてはゴールに近いところでプレーさせたくない。ボールに触りたがるタイプの選手なので、引いて触る分には怖くない」。個人としてだけでなく、チームとしてもアブドゥルラフマンから始まるUAEの攻撃をどう抑え込むかが勝利へのポイントとなる。
長谷部が「彼のところで止められればいいけど、(パスに)反応する選手を抑えることも大事。チームで連動して抑えられれば」と話せば、DF吉田麻也(サウサンプトン)も「フリーで前を向いてボールを持たせなければ大丈夫。ハセさん(長谷部)と話しながらやりたい」と言った。グループリーグ3試合を無失点で終えた守備陣は、自信を持って準々決勝に臨む。
「彼が(UAEの)王様。みんな彼を見て、彼にボールを集める。逆に言うと的を絞りやすい」。そう自信を見せた長谷部は「グループリーグと違って、負けたら終わり。もう一度、気持ちの部分で試合に臨む雰囲気をつくらないといけない。きれいなサッカーだけでなく、戦うところも求められる」と力説。吉田も「今まで以上に一つのミスが命取りになる。一発勝負だから、これまで以上に泥臭くやる必要がある」と表情を引き締めた。
(取材・文 西山紘平)
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