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チームの成熟度に自信見せる麻也「大人のサッカーになった」

ゲキサカ / 2015年1月22日 21時33分

チームの成熟度に自信見せる麻也「大人のサッカーになった」

 チームの成熟度に自信を見せた。グループリーグ3試合を無失点で終えた日本代表のDF吉田麻也(サウサンプトン)は現在のチームについて「賢くなった。大人のサッカーになった」という言葉で表現した。

「多くの選手がW杯や前回大会を経験しているので、何をすべきか理解していることによって、奪われたあとの切り替えが速くなっている。後ろとしては限定しやすいし、チームとしても守りやすい」

 前線や中盤の選手を含めた組織的な守備に手応えを深めるDFリーダーは「攻撃と守備は分けて考えるものではなく、どちらも連動しているもの。W杯であったような横パスを中盤で奪われる回数は少なくなっている」と指摘する。

「点差が離れると、そういうミスも増えたりするけど、競っている時間帯でそういうことはほとんどない。それは続けていく必要がある。経験の多い選手がいるので、いいプレー、やってはいけないプレーは理解していると思う」

 UAEのキーマンは4-2-3-1のトップ下に位置する10番のMFオマル・アブドゥルラフマン。欧州のビッグクラブからも注目を集める左利きの司令塔について吉田は「フィジカル的には細身だけど、テクニックに自信を持っていると感じる。前を向いてスペースがあるときはいいボールを出してくる」と警戒する。

 2012年9月に新潟で対戦し、日本が1-0で勝った試合にも出場していたアブドゥルラフマン。「そのときは足先でやる軽い感じがしたけど、あれから2年経っているし、2年前のことはあまり参考にならないと思う」と力説すると、「彼だけでなく、前線の選手にスペースを与えないこと。無駄なファウルを与えないとか、当たり前のことを当たり前にこなしていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)
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