[PSM]内容不満も名古屋が逆転勝ち…岐阜は2点リード守れず
ゲキサカ / 2015年2月22日 15時30分
[2.22 プレシーズンマッチ 岐阜2-3名古屋 長良川]
名古屋グランパスとFC岐阜のプレシーズンマッチが22日、長良川競技場で行われた。2点の先行を許した名古屋だったが、DF牟田雄祐、FWノヴァコヴィッチのゴールで同点とすると、FW松田力が逆転弾を決めて、3-2で勝利した。
前半から岐阜ペースで試合は進んだ。前半11分、GKからのロングボールにFW難波宏明が競り勝つと、スピードに乗ったMF清本拓己が裏に抜ける。深い位置まで切り込み、素早いクロスを入れると、ボールは逆サイドまで一気に抜ける。フリーで走り込んでいたMF高地系治が左足で押し込み、先制点を奪った。
一方の名古屋はDF田中マルクス闘莉王がふくらはぎに違和感が出たため、大事をとって欠場。しかしそれ以外は開幕メンバーが考えられるベストメンバーで臨んだ。だが、連携不足が目立ち、ゴール前までもボールを運ぶことが出来ない。前半はなんと、シュート1本に抑え込まれてしまった。
後半に入っても、まず先手を奪ったのは岐阜だった。4分、ショートカウンターから高地のキックをMFロドリゴがDFの裏に頭で落とす。これに反応したのはFW難波宏明。最初のシュートはGK楢崎正剛に止められたが、こぼれ球を押し込み、リードを広げた。
しかしようやく後半7分、名古屋にも得点が生まれる。右サイドからMFレアンドロ・ドミンゲスがクロスを入れると、CKの流れで残っていたDF牟田雄祐が、右足のスライディングシュートで合わせて1点差。さらに同22分、左サイドからFW永井謙佑がクロスを入れると、防ぎにきたロドリゴのハンドを誘い、PKを獲得。これを新加入FWノヴァコヴィッチがしっかり蹴り込み、同点とした。
そして内容では不満の残る名古屋だが、きっちり逆転には成功する。後半40分、CKの入れ直しをMF田口泰士が送ると、ファーサイドで牟田が折り返す。これを途中出場のFW松田力が頭で押し込み。ついに試合をひっくり返した。
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