[デンチャレ]九州選抜が薗田2発で関西選抜下す!!6年ぶりの決勝進出
ゲキサカ / 2015年2月27日 20時20分
[2.27 第29回デンソーカップチャレンジ準決勝 九州選抜2-0関西選抜]
第29回デンソーカップチャレンジサッカー広島大会は27日に2日目を行い、準決勝では九州選抜と関西選抜が対戦。九州選抜が2-0で勝利し、明日28日に行われる決勝進出を掴んだ。
序盤から試合の主導権を握ったのは関西選抜。攻守の切り替えの速さを全面に出し、奪ってからは素早く相手ゴール前に転じる戦いで、攻撃陣の仕掛けを引き出したが、「試合前から引かれるのは覚悟していたので、ゴール前での精度や判断を上げて得点に絡めることが出来ればと思っていた。でも、シュートの場面で横の選手に出しておけばと思う場面があったり、判断のミスがあったかなと思う」(脇坂泰斗・阪南大1年=川崎F U-18)と決定機まで持ち込めず。
前半19分には高い位置でボールを奪ったMF重廣卓也(阪南大1年=広島皆実高)を起点に、素早く左からクロスを展開。逆サイドでフリーのMF茂平(立命館大3年=大分U-18)に渡ったものの躊躇した結果、後ろに戻してDF康翔貴(阪南大2年=大阪朝鮮高)が狙ったが枠を捉えることが出来なかった。
前半の戦いについて朴成基監督は「頑張り過ぎたり、気合いが入りすぎて、いつもならシュートまで行ける場面で行けなかった。判断力が悪かったので、決定機が少なかった」と振り返る。
対する九州選抜もシュートは2本とチャンスの数こそ少なかったが、MF稲葉修土(福岡大3年=立正大淞南高)が「前半はとりあえず失点ゼロで行こうと思っていた。押された状態だったけど、後ろを固めて落ち着いて守れたと思う。前半を無失点で切り抜けたのは凄く大きかった」と口にしたように焦りの色はなかった。
後半に入って攻撃のギアを入れ、勝負に出た九州選抜の鍵となったのは前半終了間際の37分に投入されたMF松田天馬(鹿屋体育大1年=東福岡高)と後半14分にピッチに入ったMF中原優生(鹿屋体育大3年=佐賀東高)の二人。稲葉が「二人は技術がある選手なので、中心になればボールが収まる。中盤の彼らに収めてそこから攻撃を組み立てようと思っていた」と話したように自陣でボールを奪ったら、すぐさま中盤に預けて、彼らを起点にサイドを攻略。両SBからの折り返しからゴールに迫った。
すると後半20分、右サイドを上がったDF森山智文(佐賀大3年=大津高)のクロスがゴール前に展開。GK大西将(阪南大3年=阪南大高)が反応したが味方DFと交錯し、短くなったパンチングがFW薗田卓馬(福岡大3年=鹿児島城西高)の下にこぼれた。冷静に振り抜いた一撃はネットを揺らし、九州選抜が先制した。
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