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横浜FMの17歳FW和田、『和田昌士らしく』トップで仕事と結果を

ゲキサカ / 2015年2月28日 18時28分

横浜FMの17歳FW和田、『和田昌士らしく』トップで仕事と結果を

[2.28 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜 1-2 日本高校選抜 日産]

 U-18Jリーグ選抜に追加招集されたFW和田昌士(横浜F・マリノスユース)が後半開始から1トップとして出場。「自分は純粋な1トップタイプではないんですけど、(中盤へ)下りていろいろなところに顔を出しながらボールに絡んでいけると思うので、相手のCBがつくのか、ボランチがつくのか中途半端な位置にポジション取ってフリーになったり味方とワンツーしたり意識していた」という和田は、上手くスペースを見つけて1タッチのパスやキープで攻撃を活性化した。終了間際に迎えた直接FKのチャンスは右足シュートのコースが甘くGKに弾かれ、「また練習して次決められるように」と反省したが、存在感ある35分間だった。

 横浜FMのトップチームに怪我人が続出したこともあり、和田はユースチーム所属ながら2月21日のJリーグプレシーズンマッチ・松本山雅戦に先発出場。J1のDFを背負いながらもボールをキープし、ドリブルでの仕掛けなど印象的なプレーをして見せた。昨夏、イングランドの強豪・マンチェスター・シティに短期留学している和田がさらに高めた注目度。「新たな刺激が凄くたくさん入ってきて、そういう中でプレーした方が絶対成長できると思うし、高いレベルの環境に身を置いた方が絶対に伸びると思うので楽しみながらやっています」。クラブの期待に応えるように、高いレベルの中に入って経験を積む和田は着実にスケールアップしてきている。

 横浜FMではFW小野裕二(現スタンダール・リエージュ)が10年にユースチーム所属ながらトップチームデビューを果たし、J1で3得点をマーク。すでにトップチームで十分に可能性を示している和田の下にはそれに並び、上回る活躍を期待する声も届いている。「周りからも言われるんですけど、小野裕二クンみたいに試合出て、点取って活躍することも目標ですけど、タイプが違うし、『和田昌士らしく』それは失わずにやりたい。ボールに絡んだら見る人が『チャンスになりそう』とワクワクさせるプレーをしたいし、それだけじゃなくてもゴールとか、アシストとか結果も見せつつ、しっかりチームの仕事もこなして、結果も残して、チームに貢献することをやりたいです」

 この日、U-18Jリーグ選抜は和田の奮闘むなしく日本高校選抜相手に敗戦。「きょうは負けて悔しいんですけど終わってしまったことなので、チームでできるだけ頑張ってメンバー入り目標にやっていきたい」。切り替えて、次の大きな目標達成に全力を尽くす。

(取材・文 吉田太郎)

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