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ダメ押しゴールのG大阪FWパトリック「脱ぎたくなった…」

ゲキサカ / 2015年2月28日 20時37分

ダメ押しゴールのG大阪FWパトリック「脱ぎたくなった…」

[2.28 富士ゼロックススーパー杯 G大阪2-0浦和 日産]

 ブラジル人助っ人が吠えた。1-0とガンバ大阪が1点をリードして迎えた後半アディショナルタイム、FWパトリックはダメ押しゴールを奪うと、ユニフォームを脱ぐパフォーマンスで喜びを爆発させた。

 前半のG大阪はシュート1本に抑えられ、攻撃陣が沈黙していた。しかし、後半18分にパトリックが投入されると、徐々に攻撃にリズムが生まれてくる。すると後半23分、MF遠藤保仁のCKにニアサイドで反応したパトリックがヘディングで流すと、ファーサイドにポジションを取っていたFW宇佐美貴史が押し込んで先制に成功した。

 宇佐美の得点を演出したパトリックは、後半アディショナルタイムに今度は自身のゴールでチームに歓喜をもたらす。ハーフウェーライン付近でボールを受けると、相手DFを引き連れながらPA内に侵入。シュートはGK西川周作に防がれながらも、こぼれ球を自ら押し込んだ。「相手をかわしてシュートを打とうというイメージがありました。きれいなゴールだったと思います」と自らのゴールを自画自賛した。

 すると、ゴールを決めたパトリックはユニフォームを脱ぎ、肉体をアピールするゴールパフォーマンスを披露。「点を取ったら、パフォーマンスをしようと思っていたし、ゴールを決めた瞬間に気持ち的に脱ぎたくなったんだ(笑)。(マリオ・)バロテッリやクリスティアーノ・ロナウドもやっていたし、僕もやってみようと思っていたんだ」。

 しかし、思い描いていたパフォーマンスを披露したパトリックには、反スポーツ的行為としてイエローカードが提示された。ベンチから一部始終を見ていた宇佐美が「プレー同様に力強いパフォーマンスだった。でもユニフォームを脱ぐ行為自体はあまり…」と話すと、パトリック自身も「パフォーマンスを定着させるか? いや、これはなかなかできないよ。毎回脱いで警告を受けていたらチームにとってマイナスになってしまうからね」とパフォーマンスの封印を示唆していた。

(取材・文 折戸岳彦)

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