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ハロー!プロジェクトフットサルクラブGatas、11年の活動に幕

ゲキサカ / 2015年3月8日 18時22分

ハロー!プロジェクトフットサルクラブGatas、11年の活動に幕

[3.7 キャプテン翼スタジアム横浜元町]

 ハロー!プロジェクトフットサルクラブ「Gatas Brilhantes H.P.(ガッタス・ブリリャンチス・エイチピー) 」の11年間にわたった活動の休止を報告するファンイベントが横浜で行われた。

 イベントでは芸能人女子フットサルを盛り上げた南葛シューターズや、覇を競ったスフィアリーグの有志メンバーとのエキシビジョンマッチ(7分ハーフ)が行われ、約400人の観客を盛りあげた。

結果は以下のとおり

第1試合 Gatas 2-2 南葛シューターズ
得点:Gatas/是永2(後半2、4分)
   南葛/阪本2(前半4分、後半6分)

第2試合 Gatas 2-1 スフィアリーグ選抜
得点:Gatas/オウンゴール(後半5分)、是永(後半6分)
   スフィア/山口[ASAI RED ROSE](前半4分)

 大げさではなく、日本サッカー、ひいては日本スポーツ界で稀有なムーブメントを巻き起こしたチームだった。

 イベント挨拶で多くの選手が口にした「本気、真剣」というワード。彼女たちは本気だった。芸能仕事の多忙を縫って多い時は週に2回、各90分の練習。それでも最初は試合に勝てなかった。次第に互いの意見を出し合い、認め合い、合宿では感極まりながらチーム内で切磋琢磨して1勝を目指すようになった。

 周囲の指導陣、スタッフも感化され、選手のフォローとケアに奔走する。いつしかチームを中心に一体感が生まれた。言い訳のきかない実力の世界。どんなに努力しても試合に出られない選手もいた。そういう選手は規定の練習時間外に自主練を行い、特練を直訴した。そして成長を認められた選手が、出場した試合でゴールを決めたとき、涙を流すスタッフがいた。

 真夏の「お台場冒険王」では、炎天下1日最多4試合を連日戦った。汗だくになりながらボールを追う姿を、サポーターは朝から夕暮れまで声を枯らし選手を後押しし続けた。すべて本気だから現れた現象だった。

 吉澤ひとみキャプテンは最後のあいさつで「スポーツに嘘はない」と言った。2005年5月23日に行われた「第2回フジテレビ739カップ」の第1試合、対Dream戦のキックオフゴール、同カップ決勝、ライバルcarezza戦の優勝決定PK戦…サポーターの間では語り草になっている劇的試合は、全て自分たちの手で掴み取った勝利だった。一方で、2003年11月22日の「ハロー!プロジェクトスポーツフェスティバル2003」、2006年3月19日の同フェスティバル「2006」では、同じ一般の女子チームに大敗を喫した。

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