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ベールを脱いだU-21ブラジル代表FWアデミウソン「日本のサッカーに慣れていきたい」

ゲキサカ / 2015年3月14日 19時4分

[3.14 J1第1ステージ第2節 F東京0-0横浜FM 味スタ]

 U-21ブラジル代表で背番号10を付ける21歳が、Jリーグデビューを果たした。ブラジルの名門サンパウロから横浜F・マリノスに加入したFWアデミウソンは、2節のFC東京戦に先発出場。前後半1本ずつのシュートを放った他、ボールを収められる技術、さらに最終ラインまで下がって献身的にプレーする姿も見せた。

 初めてJリーグのピッチに立ったアデミウソンは、試合を振り返り「良かったと思います。ダイナミックなところやスピードの速さ、走る量の多さはブラジルと違う感じがしましたが、どんどんトレーニング、試合を重ねて日本のサッカーに慣れていきたいなと思います」と手応えを口にした。

 パスを出してから、リターンパスを受けられない場面などもあり、チームメイトとの連係は、まだまだ向上の余地がありそうだ。アデミウソン自身も「まだ一緒にプレーした期間は短いので、連係は100%ではない」と認め「コンディションも、フィジカル面では100%ではありません。ただ、前半からすべてを出し切るつもりで、全力でプレーしました。その結果、後半は疲れが出て、90分はプレーできませんでしたが、チームの連係と同じようにフィジカル面でも、今後のトレーニングから100%に持っていけるように努力したいと思います」と、潜在能力の高さを匂わせた。

 本人は、まだまだ満足できていない様子だが、チームメイトには良い印象を残したようだ。DF栗原勇蔵は「今日はアデミウソンが軸になって、 (藤本)淳吾の技術とか、(齋藤)学の個人技とか、ヒョウ(兵藤)の機動力が生きて来て、チャンスもつくれた。一歩前進したと思う」と、選手の特長を発揮できたと振り返った。

「一人でサッカーはできない。常に味方も一緒にプレーしないといけない。自分も彼らのことを手助けするし、周りも自分のことを助けてくれると思う。周囲との連係を高めて行って、良いサッカーができるようにしたい」と、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンの精神を口にしたアデミウソンは、「横浜マリノスのサポーターの皆さん、応援ありがとうございました。次は勝利して喜びを分かち合いたいと思います。スタジアムで待っています」と、初の公式戦を終えてサポーターに呼びかけた。

(取材・文 河合拓)

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