専修大DF萩間は5連覇へ手応え、自身はJ入りへアピール続ける
ゲキサカ / 2015年4月3日 14時20分
視界は良好だ。関東大学リーグで5連覇のかかる専修大。主将を務めるDF萩間大樹(4年=川崎F U-18)は「去年のチームとはまた違った今年の色があるし、去年に劣らないものがある。5連覇できると思う」と強く言い切った。
昨季はFW仲川輝人(現・横浜FM)やDF北爪健吾(現・千葉)、FW前澤甲気ら豊富なタレントを抱えた専修大。主力選手が多く抜けた2015シーズンも戦力は落ちていない。萩間は「スローガンである『攻撃的で美しいサッカー』は毎年続けているし、誰が出ても変わらずにいい結果を残してくれる。上手い先輩たちが抜けても、代わりに入った選手が結果を残してくれる」とチームメイトへ熱い信頼を寄せている。
今季の目標はもちろん5連覇。目標達成のために、主将も務める自身は「後ろからチームを鼓舞して、チームをプレー面でも引っ張っていきたい」と力を込める。
大学サッカーで4年目のシーズンを迎えた萩間。専修大では3度の優勝を経験し、全日本大学選抜にも選出され、輝かしいキャリアを重ねているが、現時点でJクラブからのオファーは一つもない状況。Jクラブの練習へ参加したこともないといい、就職活動ならぬ“蹴活”へは焦りも感じているようだ。それゆえ、専修大で結果を残し、自らの未来も切り開こうと鼻息は荒い。
専修大や全日本大学選抜での定位置はCB。しかし先月29日に行われた日韓定期戦では後半途中から出場すると、中学2年生以来となるボランチでもプレーした。マルチな能力をみせた萩間は「とにかく跳ね返して、セカンドボールを拾うことに専念した。楽しかったです」と笑顔で振り返る。高いポテンシャルを秘めたDFへJクラブから声がかかるのは、そう遠くないはずだ。
また全日本大学選抜として、バルセロナ遠征、韓国遠征で多くの経験をしたことで「海外の選手とやって、自分自身がどれだけできるか。ある程度の指標にはなった。どれだけ足りないか。どれだけ通用するのかがわかった」といい、「海外の選手の球際の強さや勝ちへの貪欲さは日本にはないもの。そういったところをチームである専修大へ還元していきたい」と話す。
今季の関東大学リーグは萩間にとって、5連覇を目指す挑戦の場であるとともに、“蹴活”の勝負の場にもなる。「空中戦の強さや対人の強さを見て欲しい」と笑顔で自らのアピールポイントを話していた。
(取材・文 片岡涼)
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