初先発MF坂井達弥2ゴールの松本が甲府を逆転し、ナ杯初勝利!!

[4.8 ナビスコ杯グループA第3節 甲府1-3松本 中銀スタ]

　ナビスコ杯は8日、第3節を行い、ヴァンフォーレ甲府と松本山雅FCが対戦した。前半に先制を許した松本だが、後半に3得点を挙げて3-1で逆転。ナビスコ杯3試合目で、嬉しい初勝利を挙げている。

　試合は前半13分、甲府は右サイドの深い位置までボールを運ぶと、FW盛田剛平が落としボールを受けたFW阿部拓馬が左足でシュート。これがゴールに決まり、甲府がリードした。

　公式戦6試合目にして初めて流れの中で得点を挙げた甲府は、29分に阿部のポストプレーを受けてFW伊東純也がミドルシュートを放ったが、GK鈴木智幸の正面を突いた。松本も前半34分、右サイドからのクロスをFW阿部吉朗がヘッドでゴールに飛ばしたが、GK荻晃太の好守に阻まれた。

　後半に入ると1点ビハインドの松本が攻勢になる。後半6分、MF柴田隆太朗が中盤でボールを奪い、左足でゴールを狙ったが右へ逸れて行く。同15分にはセットプレーの流れから、阿部吉が左から中に入れたボールを攻め残っていたMF坂井達弥がゴールに押し込み、同点に追い付いた。さらに同27分には、MF柴田隆太朗、MF飯尾竜太朗のシュートが立て続けにGK荻に弾かれたが、そのこぼれ球に詰めたMF前田直輝が右足でゴールにねじ込み、逆転に成功した。

　リードした松本は、後半39分にもCKから流れて来たボールを、坂井が胸トラップからの左足ボレーでゴールに決めた。今シーズン初めて先発出場した坂井の2ゴールの活躍もあり、松本が3-1で勝利して勝ち点を4に伸ばしている。

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