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[プレミアリーグWEST]昨季開幕9連敗の京都橘が開幕戦で勝ち点獲得!プレミア初陣の大分U-18とドロー

ゲキサカ / 2015年4月12日 4時27分

 前半を0-0で切り抜けた京都橘は後半開始から岩崎を投入。大分は相手の“要注意人物”に対して「スピードは一番速い」(山崎監督)という右SB宮原太一(3年)をマンマークにつけて対応する。そしてダイレクトパスを交えながらチャンスを伺ったが、逆にミスから失点してしまう。6分、京都橘はハーフウェーライン付近でFW坂東諒(3年)が相手のミスパスをインターセプト。3対3の状況を逃さずに攻撃をスピードアップした京都橘は空いた右中間へ走り込んだFW堤原翼(2年)へ坂東がラストパスを通す。必死に対応しようとするDFよりも一瞬早く右足を振り抜いた堤原のゴールによって京都橘が先制した。

 岩崎投入とともに明らかに前への意欲高まっていた京都橘に訪れた歓喜。それでも大分は直後、サイド攻撃から右CKを獲得すると、宮地の入れたCKをニアサイドで合わせた吉平翼のヘディングシュートが左ポストを叩く。この跳ね返りを浅原が難なく左足で押し込んで同点に追いついた。あっという間にビハインドを取り戻した大分は岩田がカウンターからスルーパスを通すなど一気に勝ち越しを狙う。だが29分に岩田のスルーパスから吉平翼が抜け出しかけたシーンは京都橘CB小川がPAで必死に対応。35分には吉平翼の左クロスがPAの宮地に通ったが、GK矢田貝が反応よく飛び出して阻止すると、矢田貝はこぼれ球に飛び込んだ浅原よりも一瞬早くキャッチして得点を許さない。

 京都橘は相手DF2人を引き付けようと工夫しながら動く岩崎を活用しつつ、マークの外れた選手がミドルシュートを打ち込むなど勝ち点3を目指して終盤を戦う。対する大分もギアを上げてプレミアデビュー戦勝利を目指したが、互いに2点目を奪うことはできず。1-1で勝ち点1を分け合った。大分の山崎監督は選手たちに緊張の色も見えた開幕戦について「トリニータにとって初めてのプレミアリーグということで緊張もありましたし、気負っていた部分もありましたけれども、ウチらしいサッカーができたと思っているので次に繋がる勝ち点1だと思っています」と前向き。一方、京都橘の岩崎は「去年悔しい想いをしているので前期もうちょっと勝ち点勝ち取って後期を戦っていきたい。なかなか自分らのやりたいサッカーをできないと思うので、まずはやるべきことをやって自分らの攻撃をしていきたいです」。試合終了の瞬間、大分の選手に悔しがる選手が多かった開幕戦。次節、今季初勝利に再挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST

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