今季J初出場の横浜FM俊輔「勝利給が入って良かったです」
ゲキサカ / 2015年4月26日 16時29分
[4.25 J1第1ステージ第7節 横浜FM3-0湘南 日産ス]
後半32分、ピッチ上のプレーとは関係なく、スタンドでパラパラと拍手が起こる。横浜F・マリノスのMF中村俊輔が交代出場のために、ウォーミングアップスペースからベンチに戻ったときだった。シーズン開幕から約1か月半、後半36分から今シーズン初のリーグ戦出場を果たした10番を祝うように、チームは2点を追加し、勝利をモノにした。
今季初のリーグ戦出場の感想を問われた中村は、「勝利給が入って良かったです」と記者団を笑わせ、「まだいろいろなことが整理されていないから」と、シーズンが始まった感慨はないと続けた。
「まだいろいろなことが整理されていないから、それを少しずつどうしていくのか。たとえば、相手によっては遅攻にならざるを得ない相手もいる。監督は今日の2点目、3点目みたいな縦に急ぐ攻撃が好きだから。そうなったときに、今まで積み上げて来たバリエーションをどうプラスするか。象徴的なのは、三門(雄大)とキー坊(喜田拓也)が相手のボランチに激しくいく。ボールを取った後に、相手の守備が整う前に行く。そればかりだと、浦和みたいな相手にダメだし、そこをやっていくうちに浸透させていくのか。やる前に準備してしっかりやるのか」
さらに、指揮官の意図を組み取りつつ、様々な状況に自分たちで合わせていくことが肝要だと続ける。「監督の話を聞きつつ、グラウンドでやるのは自分たちだから、応用も必要。そうやって勝ち点を重ねないと。浦和の試合はせっかく先制点を取ったけど、逆転されちゃう。自分たちの時間に、なかなか持って行けなかった。今日もチャンスはいっぱいあったけど、何が自分たちの時間かという握り方をもう少し増やせたらいい」。
1点リードの状況でピッチに入ったこの試合では、見せ場がなかった。「(今日の)自分のやることは、前から追いかけてフィルターをつくる。あとは取った後にアグレッシブにやるだけ」と、この試合での役割を説明した中村は、「自分が入ったあとに2点が入ったから、いいんじゃないかな」と、感想を述べた。
(取材・文 河合拓)▼関連リンク
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