ラスト15分から2ゴールの大宮が苦しみながらも水戸に逆転し、今季初の連勝
ゲキサカ / 2015年4月26日 19時52分
[4.26 J2第9節 大宮2-1水戸 NACK]
J2は26日、第9節を各地で行い、6位の大宮アルディージャはホームで15位の水戸ホーリーホックと対戦した。先制を許した大宮だったが、後半31分にDF河本裕之の今シーズン3点目となるゴールで追いつくと、その6分後にも途中出場のMF渡邉大剛が逆転ゴールを記録。このまま2-1で大宮が勝利し、今シーズン初の連勝を飾っている。
大宮は前節の大分戦(3-0)から先発2人を変更。大分戦で負傷したMFカルリーニョスがベンチ外となり、MF横山知伸がボランチで先発。また右SBでDF今井智基が2節以来の先発に復帰している。対する水戸も前節の札幌戦(0-1)から2人を変更。DF今瀬淳也に代わりDF細川淳矢が第1節以来となるスタメン入り。MF三島康平に代わり、MF鈴木雄斗が6試合ぶりに先発している。
[スタメン&布陣はコチラ]
今シーズン、まだ連勝のない大宮に対し、アウェーで勝利のない水戸。前半に主導権を握ったのは、アウェーに乗り込んだ水戸だった。前半3分にFW馬場賢治のアクロバティックなシュートが左ポストを叩いたのを皮切りに、ボール保持率でも大宮を上回る。10分には馬場が鈴木とのワンツーからPA内に侵入し、右足でゴールを狙ったがシュートは右に逸れて行った。
互いに慎重な試合展開の中、相手の隙を逃さなかったのも水戸だった。前半30分、中盤でボールを持ったMF家長昭博の背後からFWMF岩尾憲がボールを突くと、これを拾った鈴木がドリブルでボールを運んでいく。そのままシュートを決めて、水戸が1点を先行した。
大宮もここからボールを保持するが、引いた水戸の守備を崩せない。前半終了間際には追い打ちをかけるように、DF菊地光将が負傷。後半開始からDF片岡洋介が起用される。後半の立ち上がり、水戸に圧力をかけた大宮だが、良い形でシュートまで行けない。逆に水戸は後半12分に岩尾のパスを受けた鈴木がPA内で決定機を得るが、渾身のシュートは右ポストに嫌われた。
最前線に鈴木を残す5-4-1の布陣となって守備を固める水戸に対して、大宮が攻めあぐねる時間帯が続く。後半27分には2枚目の交代カードを使い、横山を下げてMF泉澤仁を投入し、横谷をボランチに下げた。28分には泉澤の折り返しからDF和田拓也がゴール前に飛び込み、ヘッドでゴールを狙ったが、得点にはつながらない。
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