[プレミアリーグEAST]王者の攻撃凌いだ青森山田、三上先制弾と神谷「スーパーな」FK弾で開幕3連勝!
ゲキサカ / 2015年4月27日 23時53分
[4.25 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 柏U-18 1-2 青森山田高 柏]
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグEASTは25日と26日に第3節を行い、昨年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と青森山田高(青森)との一戦は青森山田が2-1で勝利。青森山田が開幕3連勝を飾った一方、柏は2分1敗で開幕から3戦未勝利となった。
開幕2連勝、勝ち点6でアウェー・日立柏サッカー場へ乗り込んだ青森山田。昨年は前期9試合で勝ち点6に終わっていたチームに対し、黒田剛監督は「『ここからスタートだぞ』『今で10位だ』って。ここからいくつ貯金できるかだと思うという話はした」という。その青森山田がまたもや勝ち点3を青森へ持ち帰った。
試合の大半の時間帯でボールを握っていたのは柏だった。青森山田にとっては我慢の展開。だが、黒田監督が「どんな時でも頑張って剣を持ち続けろと言っている。チャンスどころは一気に行け、どんな時でも相手のボールを奪うとかということも含めて、剣をかざして前に出ないといけない時に、共有していかないといけないという話をしている」という青森山田はボールを奪って攻撃に移った際には“抜いた剣”でビッグチャンスをつくり出す。先制点は前半9分だった。カウンターからMF豊島祐希(3年)が右サイドを一気に駆け上がる。そして中央へ入れたグラウンダーのパスをニアのMF高橋壱晟(2年)がスルー。中央で受けたMF三上孝太(3年)が得意の左足を振り抜くと、ボールはゴールへと吸い込まれた。
対して下平隆宏監督が「いかにしてボールを持てるか、攻撃をし続けるか、今週は攻撃のところだけやっていた」という柏は12分に左サイドを突いたMF山崎海秀(3年)の折り返しからFW浮田健誠(3年)がシュート。30分には浮田の左足ミドルがゴールを襲った。失点しても慌てることなく、自分たちのリズムで攻撃する柏はショートパスを繋いで、繋いで青森山田の守りに穴を開けようとする。特に優位に立っていたのが左サイド。序盤からスピードと突破力を示していたFW伊藤達哉(3年)がビッグチャンスに絡む。35分には左サイドを突いた山崎からのパスを受けた伊藤が中央へ切れ込んでポスト直撃の右足シュート。柏は39分にもゴール前の混戦からMF下澤悠太(3年)が決定的なシュートを放つ。そして後半2分にも左サイドから切れ込んだ伊藤のスルーパスに反応した浮田が決定的な左足シュートへ持ち込んだ。
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