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MF渡邊凌磨が「NIKE MOST WANTED」勝者に!日本人初のナイキアカデミー参加権利獲得!!

ゲキサカ / 2015年5月9日 11時33分

MF渡邊凌磨が「NIKE MOST WANTED」勝者に!日本人初のナイキアカデミー参加権利獲得!!

 世界で戦える若き才能を発掘する世界的なスカウトプロジェクト、「NIKE MOST WANTED」グローバルファイナル(イギリス)は現地時間3日午後、イングランド代表の本拠地であるセント・ジョージズ・パークで開催された閉会セレモニーで勝者6人を発表。MF渡邊凌磨(前橋育英高→早稲田大)とMF渡辺柊斗(東海学園高→東海学園大)の“日本代表”コンビからは渡邊凌が勝者としてコールされ、日本人として初めて、セント・ジョージズ・パークでの約6か月間のエリートトレーニングや欧州プロのスカウトの機会を得られる「ナイキアカデミー」入りの権利を獲得した。

 21か国・地域から34名が参加して5月1日から行われた最終セレクション、グローバルファイナルは3日に11対11を実施。「NIKE MOST WANTED」に参加者でそれぞれ編成されたAチーム、Bチーム、そしてナイキアカデミーチームの3チームが巴戦で45分間1本のゲームをそれぞれ実施した(Aチーム対Bチーム戦のみ40分間ゲームで終了)。

 “日本代表”の渡邊凌と渡辺柊が入ったAチームは初戦でナイキアカデミーと対戦。ナイキアカデミー入りするためには彼らを上回るパフォーマンスをすることが最もアピールになるだけに気合十分だったが、Aチームは開始3分にクロスから簡単に失点してしまう。それでも左MFに入った渡邊凌が6分、11分に敵陣での仕掛けからFKを獲得。MFキム・ジェヒョン(イギリス)もドリブル突破でFKを獲得するなどセットプレーのチャンスを掴んだ。

 だが、最終ラインからのビルドアップで何度もミスが出てしまうAチームは13分にもCBがボールを失って0-2。Aチームはなかなかいい形でボールを前へ進められない状況だったが、日本人2人の技術が攻撃回数を増やしていく。ボールの出てこない右サイドから意図的に中央へ動いて攻撃に絡もうとした渡辺柊が2度のワンツーで中央突破してFKを獲得。そして左足のクロスボールでゴールを脅かすと、絶妙なタッチのトラップと判断の速いパス、突破力を見せる渡邊凌はチームがサイドへ追い込まれてもキープ力と精度の高いキックでプレッシャーから解放するなどチームの拠り所になっていた。

 渡辺柊が22分に交代した後の24分にもAチームは右クロスから失点。それでもAチームは渡邊凌のアシストから1点を返す。28分、左サイドでのパス交換でPA左外側までボールを運んだ渡邊凌がじっくりと溜めてからDFのギャップを突くパスをPA方向へ通す。渡邊凌の前方から連係良くPAへ走り込んだFWマキシム・ボイチュク(ロシア)が右足一閃。これがゴール右隅へと突き刺さった。

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