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GL敗退の浦和が最終戦で意地を見せて大会初勝利

ゲキサカ / 2015年5月5日 19時57分

GL敗退の浦和が最終戦で意地を見せて大会初勝利

[5.5 ACLグループリーグ第6節 ブリスベン・ロアー1-2浦和 ブリスベン]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は5日、グループリーグの第6節を行い、グループGの浦和レッズはブリスベン・ロアー(オーストラリア)と対戦した。前節でグループリーグ敗退の決まっていた浦和は2-1で勝利し、今大会初勝利を挙げている。

 浦和は今シーズンの公式戦初出場となったGK大谷幸輝を先発起用するなど、2日のG大阪戦からMF平川忠亮を除く10選手を変更して試合に臨んだ。

 序盤は浦和のビルドアップにミスが散見し、ピンチもあったが、無失点で切り抜ける。迎えた前半24分、中盤でボールを奪った浦和は、MF鈴木啓太が最終ラインの裏にスルーパスを送る。これを受けたFW興梠慎三が左足でゴールネットを揺らし、1点をリードして前半を折り返した。

 後半の立ち上がり7分にも浦和は、左サイドからMF橋本和が入れたクロスにFW李忠成が合わせたが、ボレーシュートは右に逸れた。後半12分に浦和は、先制点を挙げた興梠をベンチに下げて、FW武藤雄樹を投入する。その武藤が交代直後のファーストプレーでゴールを決めて、浦和がリードを2点に広げた。

 勝利すればグループリーグ突破の可能性もあるブリスベン・ロアーも後半25分、縦パスを受けたFWアンドリヤ・カルジェロヴィッチがゴールを決めて、1点差に詰め寄った。アディショナルタイムに浦和は、MF高木俊幸がドリブルからシュートを放つが、GKジェイミー・ヤングに防がれる。こぼれ球を武藤が押し込もうとしたが、これもGKヤングに抑えられた。ブリスベン・ロアーの最後の猛攻を凌いだ浦和は、最終節で意地のアジア初勝利を収めている。

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