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交代出場FW2人のATアベック弾で大宮が福岡に競り勝ち首位固め

ゲキサカ / 2015年5月31日 19時6分

[5.31 J2第16節 大宮2-0福岡 NACK5]

 J2は31日、第16節を各地で行い、NACK5スタジアム大宮では首位の大宮アルディージャと6位のアビスパ福岡が対戦した。試合は0-0のまま後半アディショナルタイムを迎えたが、途中出場の大宮FW清水慎太郎が今シーズン初ゴールを決めると、ムルジャも追加点。終わってみれば2-0で勝利。大宮が勝ち点3を上積みし、首位固めに成功している。

 8戦無敗の大宮は、前節の岐阜戦(5-0)と同じ先発イレブンで試合に臨んだ。一方、前節12試合ぶりに黒星を喫した福岡は、FW金森健志をベンチスタートにし、FW酒井宣福が先発に名を連ねた。
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 序盤から大宮がボールを保持する時間が続く。なかなか決定機はつくれなかったが、敵陣でボールを失っても、高い位置で素早く奪い返し、分厚い攻めを見せた。前半13分にはMFカルリーニョスがミドルシュートを放つが、左へ逸れる。福岡も前半16分に中途半端になった大宮のクリアーボールを拾った酒井がミドルシュートを放つが、右に逸れて行った。

 大宮は出足の良い守備でボールを奪い、福岡ゴールに迫っていくが、ラストパスが通らずにシュートまではいけない。同21分には中央でパスをつなぎ、MF横谷繁がゴールを狙ったが、シュートはGK神山竜一に抑えられる。福岡も22分に波状攻撃を見せ、右サイドからMF中村北斗がクロスを入れたが、折り返したボールに中央で合わせることはできなかった。

 前半32分にも大宮は福岡のゴール前で波状攻撃を見せるが、MF泉澤仁、播戸のシュートは福岡守備陣の懸命な守備にブロックされた。同39分には中央から崩し、PA内までボールを運んだ家長がシュートに持ち込むが、強いボールを蹴ることはできずにGK神山にキャッチされている。同40分にもパスを細かくつなぎ、左に開いた播戸に展開。播戸の折り返しに横谷が飛び込んだが、わずかにクロスバーを越えた。同45分には横谷から最終ラインの裏に播戸に浮き球のパスが送られたが、播戸のシュートは枠外へ飛んだ。結局、大宮が前半は攻め立てたが、得点は動かないままだった。

 後半に入ると福岡もボールを持つ時間帯を増やす。しかし、チャンスらしいチャンスをつくれない。同16分にはGK加藤順大のロングキックをDFがクリアーミスしたボールが播戸に渡る。しかし、播戸のシュートは弱く、GK神山に抑えられた。同18分に大宮は、播戸を下げて、FWムルジャを起用する。直後にはDF渡部大輔のクロスを受けたムルジャがPA内でヘディングシュートを放つが、GK神山の正面を突いた。

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