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[総体]負けられない一戦で強敵・履正社に快勝!大阪桐蔭が大阪決勝L2位浮上!

ゲキサカ / 2015年6月7日 7時47分

[総体]負けられない一戦で強敵・履正社に快勝!大阪桐蔭が大阪決勝L2位浮上!

[6.6 全国高校総体大阪府予選決勝L第2節 履正社高 1-3 大阪桐蔭高 J-GREEN堺]

 平成27年度全国高校総体「2015 君が創る 近畿総体」サッカー競技(兵庫)への出場2枠を懸けた大阪府予選は6日、決勝リーグ第2節を行い、履正社高対大阪桐蔭高戦は3-1で大阪桐蔭が快勝した。これでともに1勝1敗。得失点差で2位の大阪桐蔭は7日の最終節で4位・関大北陽高、履正社は首位・桃山学院高とそれぞれ対戦する。

 負ければ、最終節を待たずして全国大会出場の確率がゼロになる可能性もあった。そのプレッシャーの中で大阪桐蔭が、2年連続全国高校選手権8強のプレミアリーグ勢・履正社に勝利。2位へ浮上した。前半3分、大阪桐蔭は早くも先制点を奪う。MF黒川圭介}(3年)が左サイドを突破してラストパス。これをMF伊東伶惟(3年)がスライディングシュートで合わせた。「黒川が突破してくれて今岡(陽太)が中でしっかり潰れてくれたんで落ち着いて決めるだけでした」という伊東のゴールでリードを奪った大阪桐蔭に対し、履正社はバイタルエリアで受ける選手を活用しながらボールを動かして攻め返す。9分には10番MF牧野寛太(3年)の右足シュートがゴールを襲い、またMF川畑隼人(3年)、MF田中駿汰(3年)の展開からFW林大地(3年)やWF西村光明(3年)のドリブルも交えてサイドの局面を打開しようとした。

 だが、特に前半は大阪桐蔭の縦に速い攻撃が履正社を苦しめる。昨年の全日本ユース(U-15)選手権得点王のルーキー、FW今岡陽太(1年)が幅のある動きとスピードでマークを外してボールを受け、シュートシーンに絡む。12分、今岡のギャップを突くスルーパスからFW田村浩都(2年)が決定的な右足シュート。16分にも左の黒川からのクロスを今岡が右足で合わせた。履正社以上にチャンスをつくる大阪桐蔭は守備面でも前線からのプレスに連動して、中盤ではコンタクトで強さを発揮するMF清水大輝(3年)と巧みなボール奪取を見せるMF遠藤祐馬(3年)が相手の攻撃を阻止。18分には履正社FW菅原大空(3年)に抜け出されるシーンがあったが、この日再三好カバーを見せていたCB岡本侑也(3年)がタックルでブロックするなど得点を許さない。

 そして1-0を保ったまま迎えた後半4分、大阪桐蔭は貴重な追加点を奪う。左SB石川裕稀(3年)からの縦パスを受けた黒川が「いいコントロールができて前を見たら、CB2枚が開いていて中央にスペースがあると思った。パスコースもあったんですけど自分でも行けると思った」と左サイドからドリブルで斜めに切れ込んでいく。そのまま最終ラインを突破した黒川が左足を振りぬき、2-0と突き放した。

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