[CL]ラストイヤーで3冠達成、MFシャビ「これ以上、求めるものは何もない」

[6.6 欧州CL決勝 ユベントス 1-3 バルセロナ]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は6日、決勝を行い、ユベントス(イタリア)とバルセロナ(スペイン)が対戦して、バルセロナが3-1の勝利を収めた。バルセロナは4季ぶり5度目の欧州王者に輝き、3冠を達成した。

　17年間在籍したバルセロナを今季限りで退団し、カタールリーグのアル・サッドへ移籍することが決まっているMFシャビ・エルナンデス。試合後にはスペインTV『カナルプラス』のインタビューへ応じた。その内容を『マルカ』が伝えている。

「言葉はないよ。これ以上求めるものは何もない。僕たちはチャンピオンとなって、3冠をも成し遂げたんだ」と話したシャビは「バルサでの最後の試合をこのように終えることができて、本当に満足しているし、素晴らしい結末だったと思う」と勝利を喜んだ。

　開始4分に先制しながらも、追いつかれた瞬間を振り返ったMFは「0-0にされてからは精神的にも僕たちは追い詰められたね。それでもそこで再びレオ(メッシ)が登場したんだ」とコメント。FWルイス・スアレスの決勝点と起点となったFWリオネル・メッシを名指しで称えた。

　また、シャビは3冠達成にも関わらず去就が不透明とされるルイス・エンリケ監督にも言及。「就任当初に多くの批判を受けたが、チームにとって偉大なリーダーになったんだ。人間的にもそうだし、結果をみても来季の監督には彼がもっとも適していると思う。間違いないよ」と話した。

●欧州CL14-15特集