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取材制限に理解求めるハリル監督「ボイコットではない」

ゲキサカ / 2015年6月10日 21時25分

取材制限に理解求めるハリル監督「ボイコットではない」

 日本代表は10日、試合会場の日産スタジアムで公式練習を行い、11日のイラク戦に向けて最終調整した。国内組も合流した今月8日の練習から選手取材に制限を設けたバヒド・ハリルホジッチ監督は練習前に行われた公式会見の冒頭で、「(会見を)始める前に少し説明させていただきたい」と切り出した。

「私の仕事の仕方だが、仕事をする時間がかなり限られているので、分単位でできるだけ良い仕事をしたいと思っている」。これまで練習後のミックスゾーンは毎日、選手全員が通過することになっていたが、8日からその人数を制限。それによって全体の取材時間を短縮する狙いだ。

「今日の夜もグループごとにミーティングがある。ホテルに帰り、夕食を取ってから、そういうプログラムがある。そのためにみなさんにお願いした。これはボイコットということではない」

 練習が終わったら速やかにホテルに戻り、次の準備に備えたい。緻密なスケジュールを組み、すべてを厳格に管理するハリルホジッチ監督にとって、取材対応によって予定が狂うことは是が非でも避けたい問題だった。「私のそのような要望を理解してもらえればと思う」。指揮官はあらためて報道陣への要望を述べ、理解を求めた。

(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア2次予選特集

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