宮本恒靖氏が語る「THE NEW FOOTBALL」 現代サッカーで求められるプレイヤー像とは…?
ゲキサカ / 2015年6月11日 17時0分
元日本代表DFでアディダス契約アドバイザーでもある宮本恒靖氏が現代フットボールのトレンドや、その中で選手が生き残っていくために必要な能力や資質について語る特別動画が公開されている。
宮本氏は昨年、国際サッカー連盟(FIFA)テクニカル・スタディ・グループの一員としてブラジルで開催されたFIFAワールドカップに参加。グループリーグと決勝トーナメントから計10試合の分析を担当した。
真夏のブラジルという過酷な環境下での大会だったが、「選手はしっかりと走り、攻守の切り替えが頻繁に、しかもスピーディーに行われるインテンシティーの高い試合が多く見られた」と振り返る宮本氏は、ブラジル大会で見えたサッカーのトレンドとして「ゴールに向かうスピードが増していると思うし、ポリバレント、いろんな役割ができる選手が増えてきている」ことを挙げた。
「そういう選手が数多くいるチームの中で、ドイツ代表は個々にもすごく力のある、個人で打開できる選手がいた。そういったチームがタイトルを取ったのかなと思う」
アディダスから新たに発表されたフットボールスパイクの「X(エックス)」と「ACE(エース)」。7月1日に全世界同時発売となる2つの新モデルは、予測不可能なプレーでゲームを決めるゲームチェンジャーのための「X」と、ゲームとピッチを絶対的に支配するプレーメーカーのための「ACE」から成る。
宮本氏は「マルチな能力を持った選手は日本にもいるし、そういった選手がこれからも重宝されていくと思う」と、自らゲームを創り、ピッチを支配する「ACE」タイプのプレイヤーの重要性を語ると同時に、「その中でもスペシャルな力を持った選手を育てていかないと、世界のトップには近づいていけない」と、飛び抜けた「個」を持つ「X」タイプのプレイヤーの必要性も強調した。
「サバイバルな環境は人を育てる。そこで生き残っていくために、選手は考えないといけないし、工夫しないといけない」。監督・コーチから与えられるのを待つのではなく、自分で考え、自分で工夫することの大切さを説く宮本氏は「自分で考えて創り出していけるような創造性(が大事)。与えられたものだけでは試合中、活躍できないと思う」と持論を展開する。
「日本人は、特にチームとしてプレーするときに良さが生きる。そこに個人の飛び抜けた力がないと、今よりも上に行けないと思う。苦しい試合でも、この選手なら変えてくれる、決めてくれる。そんな選手を是非、見たいですね」。日本を知り、世界を知る宮本氏だからこそ、その言葉にも重みがある。
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