[MOM1405]桐生一MF木暮一樹(3年)_前橋育英沈めたスーパーミドル
ゲキサカ / 2015年6月21日 23時6分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.21 全国高校総体群馬県予選決勝 前橋育英高 0-2 桐生一高 正田スタ]
自身も驚くスーパーゴールが桐生一高を勢いづけた。選手権準優勝の前橋育英高と全国切符を懸けて対戦した桐生一は前半8分、左クロスのクリアボールをコントロールしたMF木暮一樹(3年)が「こぼれてきた時にトラップがいいところに置けたので思い切って打とうと思いました。とにかく気持ちで」と利き足と逆側の左足を振りぬく。
ゴール正面左寄りの位置からクロス気味に放たれた一撃はGKの頭上を射抜くと、右ポストの内側を叩いてゴールへ。「(決まった瞬間)頭真っ白になって。味方が駆け寄ってきたんで、自分が決めたんだと」。自身が大仕事をやってのけたことをやや遅れて理解した木暮は、右手を突き上げてチームメートと喜びを爆発させた。
今大会へ向けてミドルシュートのトレーニングを行っていたという桐生一。木暮は練習では決めていたものの、試合では枠外に飛ばしてしまうことが多かったという。だが「枠を狙えば何かが起こる」と田野豪一監督からアドバイスを受けていたMFは「きょうはしっかり押さえて枠に入れていこうと」意識したことで完璧な一撃に。木暮にとってこの距離から決めたゴールは初めて、また1月の新人戦準決勝以来となる公式戦でのゴールだった。それも前橋育英の実力派GK山岸健太から奪ったゴールを「嬉しかったです。あれで(チームも)楽に試合に入れたと思います」と喜んだ。
木暮は4-5-1システムのトップ下でMF井上翔太と並んでプレー。得点後は持ち味の運動量、ハードワークで相手にプレッシャーをかけ続けた。またパス精度の高さと2列目からの飛び出しも見せてチャンスに絡むなど勝利に貢献した。前橋育英を沈めたスーパーゴールは全国大会への自信に。「パサーが好きなので」と憧れの選手にMF遠藤保仁を挙げるMFは全国でハードワークと正確なパス、そして一発の脅威も見せる。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2015
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関東ROOKIE LEAGUE]Cリーグ2位の桐生一が入れ替え戦で習志野に逆転勝ち!Bリーグ初昇格!
ゲキサカ / 2024年9月10日 1時15分
-
前節優勝決定の前橋育英が市立船橋との1位2位対決も2-0で勝利。関東ROOKIE LEAGUE Aリーグで8連勝フィニッシュ
ゲキサカ / 2024年9月8日 5時42分
-
[プレミアリーグEAST]総体王者・昌平、前橋育英相手に後半3発で逆転勝利…FC東京U-18が多摩川クラシコ制す:第13節
ゲキサカ / 2024年9月7日 18時24分
-
[MOM4819]静岡ユースMF加藤佑基(静岡学園、3年)_インハイ優秀選手の俊足ドリブラー、SBSカップ初ゴールと初白星をもたらす
ゲキサカ / 2024年8月28日 1時27分
-
FC東京U-15むさし→前橋育英のビーレフェルトMF水多海斗、ドイツ杯で“下剋上”達成に貢献!! 室屋成とマッチアップも
ゲキサカ / 2024年8月19日 9時50分
ランキング
-
1バスケ女子代表、恩塚監督退任へ パリ五輪1次リーグ敗退
共同通信 / 2024年9月10日 21時8分
-
2広島、小園海斗のアイブラックがトレンド入り ファン驚愕「ちびまる子ちゃんのガーンって感じ」「3タテってこと?」
iza(イザ!) / 2024年9月10日 21時49分
-
3玉鷲が連続1631回出場の新記録「味わいながらゆっくり過ごしたい」 阿炎からは「生きる伝説」と祝福
スポーツ報知 / 2024年9月10日 19時10分
-
4日本のライバル国が不覚…オーストラリアが格下インドネシアにドロー、サウジは中国に劇的勝利
FOOTBALL ZONE / 2024年9月10日 23時4分
-
5大谷翔平vsジャッジ、どちらが"歴史的"? MLB記者9人が選出…僅差の戦いに
Full-Count / 2024年9月10日 19時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください