年代別日本代表“復帰”の筑波大MF鈴木徳真「勝ち残っていけるように1試合1試合アピール」
ゲキサカ / 2015年6月22日 15時3分
Panda Cup 2015(6月24日開幕、中国)に出場するU-18日本代表にMF鈴木徳真(筑波大)が初招集された。年代別の日本代表常連だった鈴木は13年U-17W杯メンバーで、昨年は2学年上の世代に当たるU-19日本代表にも選出されている実力派のボランチ。97年の早生まれで、17年U-20W杯への出場資格を持つMFはU-18日本代表の主力候補のひとりと目されていたが、日本高校選抜の欧州遠征参加や細かい怪我があって今年はU-18日本代表に招集されていなかった。
出遅れた形となったが、「チームで結果を残してから上がりたいと思っていた」というMFは名門・筑波大で1年生ながら早くも先発争いに割って入り、現在関東2部のチームの総理大臣杯全日本大学トーナメント出場権獲得などに貢献して“代表復帰”。今回の中国遠征は代表生き残りへ向けた挑戦となる。「結果を残したい。(ボランチは今回不参加の三好)康児や(坂井)大将もいる。今回のメンバーの中でも熾烈な争いがあると思うので、勝ち残っていけるように1試合1試合アピールしたい」と意気込んだ。
中国出発前に千葉県内で行われたトレーニングではフルメニューを消化。チャンスがあれば縦へ、という意識を強調される中、3対3では1タッチで前へ持ち出してDFを外し、遠いサイドの選手の動きを見逃さずに好パスを配球した。コーチングスタッフから「素晴らしい!」「徳真、ナイスボール!」という声が飛ぶなど、合流初日から求められているプレーを表現していた鈴木は「(昨年経験している)この代表のスタイルを自分はリスペクトしていて、また筑波の中で自分を磨いている。その状況があってスムーズに入ることができたと思う」と充実した表情を見せていた。
今回の中国遠征で初めてともにプレーする選手もおり、「自分の色を他の選手に知ってもらうことも大事」。鋭い読みから発揮されるボール奪取や相手の急所を突き動きなど攻守に加えて、前橋育英高や各年代の代表チームで発揮していたリーダーシップも求められると感じている。「いつも通りやっていることを出していければ」。メンバー生き残りを果たすことはもちろん、U-18代表をレベルアップさせられる存在であることを証明する。
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