NIKE FCで“試合を決める強烈な個性”求めるトレーニング、8名が8月の「HYPERVENOM CAMP」へ
ゲキサカ / 2015年7月4日 0時48分
ナイキジャパンが手がける育成年代の特別強化プログラム「NIKE FC」は6月27日、今年最初のセッションをレッズランド(埼玉県さいたま市)で行い、中学2年生から大学2年生まで、54名のプレーヤーが参加した。今年のメインテーマは「決定力」。“試合を決める強烈な個性”を求めるトレーニングは「HYPERVENOM TRAINING」と名付けられた。
「NIKE FC」は10年に発足。「もっとうまくなりたい」「本気で上を目指したい」と願う育成年代のプレーヤーが所属チームのトレーニングの他に、エリートトレーニングを受けることによってその可能性を広げられるように、「プラスアルファ」を提供する“もうひとつのチーム”として活動を行ってきた。
今回、“特別コーチ”としてトレーニングを指揮したのは、09年9月のオープン当初からFCバルセロナ・スクール福岡校で初代テクニカル・ディレクターを務めたイバン・パランコ。数時間に及ぶトレーニングが終わると、選手たちの輪に向かって彼はこう話した。
「わずかな時間で、すべてのコンセプトを伝えるのはとても難しい。でも、君たちはたった数時間のトレーニングで成長したし、わずかなヒントによって自分が変化したことを感じたと思う。ぜひ、その感覚を大事にしてほしい」
計4時間のトレーニングメニューは多岐にわたった。四角形を作って動きながらボールを回すパス回し。「7対3+1(フリーマン)」のロンド、ハーフコートを3つのゾーンに分けた「8対8+1(フリーマン)」のスモールゲーム。さらに“決定力”を意識した「HYPERVENOM TRAINING」では、アタッキングエリアで行う「3対2+GK」、ハーフコートで行う「4対4+1(フリーマン)」のスモールゲームと続く。
計4時間に及ぶトレーニングの中で、コーチのイバンは何度も笛を鳴らしてプレーを止め、そのトレーニングにおける「コンセプト」を伝えた。彼が選手たちに求めたのは、「考えること」だった。
ただパスを受ければいいわけじゃない。どのような体の向きで、どのようなトラップをすれば次のプレイに移りやすいのか。どのようなコースを走れば、相手のマークを引き剥がせるのか。数的優位な状況で、どのようなパスを選択したら相手がイヤがり、効果的な攻撃を生めるのか。仲間がシュートを打ったら、自分は何をすべきなのか。どのようなポジショニングを取ることで可能性が広がるのか――。
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