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G大阪JY出身ルーキー鎌田が強烈恩返し弾…G大阪はまた後半の失点で追いつかれる

ゲキサカ / 2015年7月22日 21時8分

[7.22 J1第2S第6節 G大阪1-1鳥栖 万博]

 22日に行われたガンバ大阪対サガン鳥栖の一戦は、1-1の引き分けに終わった。ともに第2ステージは1勝2分1敗となった。

 第2ステージの第6節は本来は8月12日に行われる予定だが、G大阪がスルガ銀行杯(8月11日)に出場するため、変則的にこの1試合が7月22日に行われた。

 前半は完全にG大阪が主導権を握った。FW宇佐美貴史やMF倉田秋、MF阿部浩之といった攻撃陣が連動した動きで鳥栖ゴールに迫る。すると前半39分、倉田がエリア内に侵入すると、DF菊地直哉に倒されPKを獲得。これをMF遠藤保仁が決めて先制に成功した。

 エースFW豊田陽平が負傷欠場、さらに前半29分にFW池田圭が負傷交代を余儀なくされるなど、いいところのなかった鳥栖だが、後半に入ると反撃を開始する。そして後半26分、左サイドでスローインを受けたMF金民友の折り返しを、池田と交代で入ったMF鎌田大地が右足で流し込み、同点に追いついた。

 鎌田は今季より東山高から加入したルーキー。第11節の松本戦で初ゴールを挙げている期待の若手だ。そして鎌田はG大阪のジュニアユース出身。第2節の対戦では出場は叶わなかったが、“古巣との初対決”で強烈な恩返し弾を見舞った。

 G大阪はこれで3試合勝ちなし。特に3戦すべてでリードをしながら後半の失点で勝ち点を落とす最悪の流れだ。今季は全20失点中17失点が後半のものと、戦い方の改善の余地は大いにありそうだ。

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