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[クラブユース選手権(U-18)]初戦黒星の柏U-18が東京Vユースに3発快勝。決勝トーナメント進出に望みを繋ぐ

ゲキサカ / 2015年7月23日 20時32分

[クラブユース選手権(U-18)]初戦黒星の柏U-18が東京Vユースに3発快勝。決勝トーナメント進出に望みを繋ぐ

[7.23 日本クラブユース選手権(U-18)GS第2節 東京Vユース 0-3 柏U-18 富士見総合G]

 ユース年代のクラブチーム日本一を決める第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は23日に大会2日目を行った。Gグループでは東京ヴェルディユース(関東3、東京)と柏レイソルU-18(関東11、千葉)が対戦。開始3分の先制点を皮切りに3ゴールを奪った柏が3-0で勝利した。

 最初に仕掛けたのは柏。「昨日は試合の入りが悪かったので、今日は立ち上がりから、前に仕掛けようと狙っていた」というMF下澤悠太の言葉通り、キックオフと同時に攻撃を開始した。まずは1分、MF山崎海秀がドリブルで左サイドを突破。ゴール前に入った所で混戦となったが、パス交換で流れを絶やさず、最後はPA左のFW浮田健誠がシュート。この一撃は枠を捕えることができなかったが、3分にはMF安西海斗が中央から左に大きく展開。駆け上がったDF宮本駿晃からゴール前に繋ぐと、最後はPAの浮田が落ち着いてゴール右隅に流し込んだ。以降も安西を中心としたパスワークからサイド攻撃を引き出す柏が試合を支配。8分にはゴール前に低く入った左CKをFW白川恵士朗がヘッドで合わしたが、DFがブロック。こぼれ球を高い位置で繋ぎ、下澤がゴールを狙ったものの、再びDFに阻まれた。

 試合が再び動いたのは25分。左サイドでボールを持った宮本がゴール前にクロス。GK児玉潤がパンチングで対応するも、同じタイミングで反応した白川の顔面に当たってゴールへ入り、2点目となった。一方、「立ち上がりが悪く、相手のペースに持っていかれてしまった」(MF渡辺皓太)東京Vだが、時間経過と共に攻撃の機会が増加。33分にはPA前で渡辺が粘ってボールをキープし、PA左にスルーパスを入れると、MF井上潮音が反応。ゴール前に抜け出したが、シュートは右に逸れた。アディショナルタイムにも、DF小幡祐稀の右クロスからMF佐藤瑠己安がシュートを狙ったがGKの正面に終わり、柏が2点のリードを保って前半が終了した。

 後半の立ち上がりは東京Vの勢いに飲まれてしまったが、柏DF陣は集中を切らさず無失点で対応。奪ってからはスペースを効果的に攻略する。後半15分には中央でフリーとなった白川のスルーパスから、FW大谷京平がシュートを放って再び攻撃のスイッチを入れると、23分にも山﨑がGKと1対1のチャンスを迎えたが、ゴールネットを揺らすことができず。24分にも自陣から左に大きく展開し、浮田から途中出場のFW中村駿太へと繋いだが、シュートはDFに阻まれた。攻勢を強めながら3点目が奪えない時間が続いたが、35分には右CKのクリアボールを中盤でカット。DF森大輝のパスを受けた安西が右中間を持ちあがり、ゴール前にパスを入れる。反応したのは、山﨑。落ち着いて、DFをかわして打ったシュートがネットを揺らし、3-0で試合終了を迎えた。

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