「得点を取る選手」を探すハリル、宇佐美への並々ならぬ期待
ゲキサカ / 2015年7月23日 21時51分
攻撃陣への期待をにじませ、奮起を促した。圧倒的に攻め込みながらスコアレスドローに終わった6月16日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦をあらためて振り返り、「私の一番の仕事は得点を取る選手を見つけるということ」と語ったバヒド・ハリルホジッチ監督にとって、東アジア杯での大きな目的の一つは“ストライカー探し”にあるようだ。
「リーグ戦で25点から30点取れる選手を見つけること。今のところ、これが私にとって一番大きな問題だ。1人か2人、3人ほどの得点者を見つけたい」。この日のメンバー発表会見では、招集したFW登録の6選手に関して一人ひとり丁寧に言及。「日本代表の『Aチーム』には得点を取る選手が必要だ」と、国内組の台頭に期待を寄せた。
FW永井謙佑(名古屋)について「できれば前で、できるだけゴールの近くでプレーさせたい。ゴールをたくさん奪えるポジションでプレーさせたい」と語れば、FW川又堅碁(名古屋)については「もしシンガポール戦に川又がいたら、彼のフィジカルによって良い現象が起きていたかもしれない」と、仮定の話にまで飛躍した。
そしてFW宇佐美貴史(G大阪)だ。「宇佐美はかなりの能力がある選手。たくさんのことをチームにもたらしてくれると思う。彼もしっかり向上していっている選手」と、称賛の言葉を送る一方、今大会がさらなる飛躍への“試金石”となる可能性も示唆した。
「守られていない状況、保護されていない状況で戦わないといけない。国内とは違うデュエル(1対1や球際の攻防)になる」と指摘したうえで、「宇佐美があるレベルを超えなければいけない大会になるかもしれない。彼がヨーロッパ(への移籍)を望むのであれば、より厳しいデュエルが待っているからだ」と、激しい肉弾戦が予想される東アジア杯でもうひと皮むけることに期待していた。
(取材・文 西山紘平)
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