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磐田、MF川辺のAT弾で連敗ストップ…J初ゴールの19歳は「打って良かった」

ゲキサカ / 2015年8月1日 20時47分

[8.1 J2第27節 岡山 1-2 磐田 Cスタ]

 J2は1日、第27節を行い、シティライトスタジアムではここ5戦未勝利で15位のファジアーノ岡山と2位につけながらも2連敗中のジュビロ磐田が対戦し、磐田が2-1の勝利を収めて3試合ぶりの白星を獲得した。

 前半4分にDF駒野友一のCKにDF櫻内渚が合わせたヘディングシュートは枠上に外れ、同7分に右サイドを突破したMF田中奏一のクロスの流れからFW伊藤大介が放ったシュートは相手DFにブロックされるなど、序盤から両チームともにシュートチャンスを作りながらもスコアは動かない。

 前半20分には高い位置でボールを奪ったFW久保裕一がミドルレンジから狙ったが、ボールはわずかにゴール左に外れた。すると、同28分に岡山が先制に成功する。FW片山瑛一のロングスローをDF岩政大樹が直接ヘディングシュートで叩き込んで、スコアを1-0とした。しかし同36分、右サイドを突破したMF太田吉彰のクロスをFWジェイが鮮やかに左足アウトサイドで合わせてネットを揺らし、磐田が試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、一進一退の攻防が続く。後半13分、MF矢島慎也が放った強烈な左足シュートはGKカミンスキーに弾き出され、さらに同24分には片山がミドルレンジからゴールを脅かしたが、これもカミンスキーに阻まれて勝ち越しゴールを奪えない。一方の磐田も同36分、MF上田康太のCKを櫻内がヘッドで合わせるが、好反応を見せたGK中林洋次にストップされてしまった。

 しかし、1-1のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに磐田が決勝ゴールを叩き込む。MF松浦拓弥からパスを受けたMF川辺駿がワンタッチでPA内に進入すると、右足のシュートでゴールネットを揺らし、磐田が劇的弾で2-1の勝利を収めた。

 今季、広島から期限付き移籍で加入し、J初ゴールを奪った19歳の川辺は、「ずっと試合に出ていたのに点が取れていなかったので、すごくうれしい。打って良かったです」と笑顔を見せると、「チームがJ1に昇格できるように、もっともっと自分が成長して、今日のように結果で示していきたい」と意気込みを示した。

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