1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[クラブユース選手権(U-15)]終了2分前に久保ループパスから今村V弾!F東京U-15むさしが初の決勝進出!!

ゲキサカ / 2015年8月12日 7時15分

[クラブユース選手権(U-15)]終了2分前に久保ループパスから今村V弾!F東京U-15むさしが初の決勝進出!!

[8.11 日本クラブユース選手権(U-15)大会準決勝 F東京U-15むさし 3-2 京都U-15 帯広の森球技場B]

 8月11日、第30回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の準決勝が北海道帯広市にて開催され、横浜F・マリノスジュニアユース(関東4/神奈川)とFC東京U-15むさし(関東13/東京)が12日の決勝戦へ駒を進めた。

 帯広の森球技場Bにて行われたF東京むさしと京都サンガF.C.U-15(関西6)の準決勝は、立ち上がりからどっち付かずの展開。F東京・京増雅仁コーチは「ちょっと硬かった」と振り返ったが、それは京都にも言えること。先にどちらが本来の力を出し始めるのか。そんな試合でもあった。

 先制点は思わぬ形で生まれる。20分、F東京むさしが鋭い攻撃でPA内へ侵入。FW戸坂隼人のパスを受けたMF水多海斗がドリブルで切れ込んで生まれたこぼれ球を、DFがクリア。これが別のDFに当たってオウンゴールになってしまった。思わぬ形で先制点が入ってきたF東京むさしは、「あの得点で心理的に楽になった」(京増コーチ)。そして京都にとっては逆のことが言える状況になった。

 迎えた26分、再び水多が起点になっての中央からの攻撃。京都DFがいったん防いだこぼれ球に鋭く反応したのはU-15日本代表FW久保建英。左足ボレーシュートで軽やかに合わせて、追加点。むさしはこのあとも29分に久保の絶妙なスルーパスから水多が抜け出す絶好機を得たが、このシュートは惜しくも外れて、2-0のまま前半を終えた。

 そしてハーフタイム、京都ベンチには猛烈な雷が落ちた。

「全力を出してこの結果なら仕方ない。俺は何も言わないよ。でも、違うよな? 出し切ってないだろう!」

 となりのピッチにまで京都・岸本浩右監督の怒号が響きわたった。前半いくつかのチャンスも作っていた京都だが、試合内容としては「らしくない」の一言。攻守にチグハグで、春のJFAプレミアカップを制したときのような鋭さも激しさも欠いていた。試合の入りの悪さをそのまま前半40分間引きずったような内容に、雷が落ちたのも無理はない。

 結果として言えば、この“落雷”は効果てきめんだった。「あのまま終わる相手ではないとは思っていたが、あそこまでとは」と京増コーチも舌を巻いた猛反撃が始まる。相手ボールに食らい付く強さが出てきて、攻撃には本来の速さと連動性が戻った。17分にはMF福岡慎平のインターセプトから、最後はFW服部航平が決めて1点差とすると、続く20分には福岡のCKからDF竹島京介が頭で決めて同点ゴールを奪い取った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください